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上田市が「上田市丸子物産館の活用」のためサウンディング型市場調査を行う! 結果を発表。

テーマ:上田市ニュース

【上田市丸子物産館】

 上田市は、生田の「上田市丸子物産館の活用」のためサウンディング型市場調査を行った。結果を16日に発表した。

 丸子物産館は、信州国際音楽村近くに位置し、観光や地場産業の振興と地域間交流を促進するため平成11年に建設。
指定管理制度などで活用を行ってきたが、令和4年度からは暫定的に直営の観光案内所としている。現在は休館中。
 再活用のため、民間事業者と対話しながら、施設の実施主体となる意向のある法人やグループを対象に、活用のアイデアを聞く「サウンディング型市場調査」を、昨年の11月から12月に行った。

 調査に参加したのは2社。
★2社からの調査結果の概要は次の通り。
 【運営コンセプト】
 ▽ワイン産業と地域の活性化に貢献するブティックワイナリー
 ▽近隣施設とは異なる専門分野を取り扱う
 ▽地元食材を取り入れた飲食店
 ▽午後はくつろげるカフェ―など
 【地域貢献に対する考え方】
 ▽音楽村のイベントに合わせて、試飲コーナーやワイナリーツアーなどを行う
 ▽椀子ワイナリーのマルシェと連携イベント
 ▽定期的なマルシェ開催▽地域の魅力発信―など
 【行政に求める支援など】
 ▽周辺遊歩道の整備
 ▽駐車場の舗装やパーキングパーミットの確保―など
 【自由提案】
 ▽音楽村の眺望や音楽文化的な交流などに集う人々を満足させる施設
 ▽ワインの貯蔵は可能だが、醸造所は建設が必要
 ▽委託醸造の請負や里親制度などを通して、新規就農者の受け皿となることで移住促進にもなる
 ▽音楽村でのイベントなど集客が見込める場合は営業時間延長―など