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5大学の学生が初の「上田のまちづくり」でフィールドワーク! ☆調査成果を発表

テーマ:上田市ニュース

【フィールドワークの成果発表をする学生ら】

 東京大学、筑波大学、立命館大学、三重大学、長野大学の5大学の学生30人が初めて合同で、上田地域の資源を生かした多様なまちづくりについて5月下旬から6月上旬にかけて「フィールドワーク」を行った。
 その調査や考察について「成果発表会」を上田市の土屋陽一市長が出席して、サントミューゼで行った。

 東大と長野大の教員同士のつながりを契機にした初の5大学合同のフィールドワークで、上田市の要請で行ったのではなく、大学院や留学生を含む学生の調査研究の場として上田地域で行った。

☆学生30人は、5つのグループに分かれて
 「① 持続可能な文化と芸術の拠点(ホーム)としての上田市=留学生グループ」
 「② 記憶の種蒔き、未来を紡ぐ~別所温泉版 アルベルゴ・ディフューゾ~」
 「③ 学生目線からみた北国街道柳町の『将来像』の提案~隣接する勤労者福祉センターの活用と合わせて~」
 「④ 上田市まちなかの将来像~知る、紡ぐ、上田の未来~」
 「⑤ 上田都市圏における学生を対象にした複合的なモビリティマネジメントの提案」のテーマ別に考察した。

 ①と②の学生が発表。
 ①で留学生は1人が会場に出席し、それ以外の学生はリモートで参加した。

 留学生グループの①では、市街地の空物件を学生などのボランティアによって改修してアートスタジオなどに活用、郊外にある空き家を長期滞在者向けの施設や、ワークショップができる施設、ワイナリーなどの周辺観光スポットと連携した店舗にするなどの活用を提案。

 プログラムとして、歴史的な装束の着用や伝統工芸を体験するプログラムの提案も行った。
 短期滞在者や観光客向けに、イタリアで地域全体を宿泊できる地に見立てて空き家などを活用して宿泊施設やワークショップの施設として地域一体で運営する「アルベルゴ・ディフューゾ」や、改修した施設を国内外のアーティストにスタジオをして利用してもらい、展覧会などを開催する「アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」の海外事例による提案もあった。

 「② 別所温泉版 アルベルゴ・ディフューゾ」では、別所温泉の課題として、地形として起伏が多いため坂や階段が多いことや、娯楽施設や飲食店が少ないこと、交通の結節点でなく終着点のため利用者が多くない-などを指摘。
 ポテンシャルとして伝統的でグレードの高い旅館があることや、文化財や自然が多いなどをあげた。テーマにしている「記憶の種蒔き」は、学生時代から楽しめる温泉地にすることで継続した長期集客につながるとして、ターゲットを学生にするなどを提案。

 別所温泉は、コンパクトなエリアにさまざまな施設が密集していることから、アルベルゴ・ディフューゾを取り入れやすいとして、交通手段や体験コンテンツなども含めて、学生の視点による予定を行った。

 発表を受けて土屋市長は「限られた期間だが、よくまとめていただいた。上田の資源である文化と芸術、発酵に注目してもらった。留学生による海外からの視点、別所温泉を多角的にとらえ学生をターゲットにする切り口など新たな視点を、を関係者に伝えたい」と礼を述べていた。   

 ③④⑤の発表は9月2日に「まちなかキャンパス」で発表を行う予定。