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「上田市内科・小児科初期救急センター」が移転開所! ☆旧上田市立産婦人科病院2階に ☆発熱外来のスペースを新設

テーマ:上田市ニュース

【テープカットで移転開所を祝う】
【建物北側に配置された発熱外来】
【処置室】
【広くなった待合】
【1階にある入口と外観】

 上田市緑が丘の上田市内科・小児科初期救急センターが「旧上田市立産婦人科病院2階」に移転開所した。
 診療開始を前に関係者が集まり「開所式」を行った。

 夜間の初期医療を担う上田市内科・小児科初期救急センターの運営主体は、上田市、東御市、青木村、長和町、坂城町の共同運営。

 一般診療所の受付が終了した夕方以降に、発熱や腹痛など翌朝まで待てない場合の応急的な内科的診療を行う。

 利用する場合は、まず電話相談を行う。
 電話は午後7時から11時、診療は午後8時から11時。※診療受付時間は10時30分まで。
 電話は小児科(電話)21・2233、内科(電話)21・2280。
 医師による診察を行うが、レントゲンなどの検査機器はない。症状に応じて救急搬送119番を勧める場合もある。

 診療日は、お盆や年末年始を除く毎日。
 診察を行う医師は、上田市医師会、小県医師会、信州大学医学部など。
 調剤は上田薬剤師会による当番薬局。

 同センターは平成16年、旧上田市、旧丸子町、旧真田町の運営で、子どもを対象にした初期救急センターとして出発。
 その後、運営自治体が徐々に加わった。
 平成22年に大人を含めた内科診療を加えて現在の名称になった。
 夜間の初期救急と二次救急を分け、上田地域の救急医療体制整備に貢献。 1年間の利用者数は、内科が直近5年平均で約1333人、令和6年度で1326人(うち受診は459人)、小児科が直近5年平均で約2019人、令和6年度で1988人(うち受診は772人)。

 従来の場所は、信州上田医療センターの西側建物を利用していた。
 移転は、上田市の市有財産活用と、診療環境向上のため、閉院した市産婦人科病院施設2階部分を活用。
 従来なかった発熱外来を別の待合と診療室にするなど、広い病院スペースを活用。医師の待機室なども配置した。

 開所式では、土屋陽一市長が「多くの関係者の協力で今日まで運営できている。施設はまだ新しく利用が可能で、診療環境の向上につながる。地域住民の安心安全につなげたい」。
 同センターの塚原光典管理者兼所長が「発熱外来専用の診察室を設け、一般の患者も安心して受診できる。初期救急は軽症の患者が対象だが、その中には命に係わる重大な病気が潜んでいる場合もあり、高次医療機関につなぐことが重要な役割。ていねいな診療に努める」とそれぞれあいさつ。

 来賓で池田総一郎・上田市議会議長、橋本至永・上田医師会長、加藤浩康県・上田保健福祉事務所長が祝辞を述べ「テープカット」で移転開所を祝った。