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上田市「サテライト市長室」豊殿・神科からスタート!

テーマ:上田市ニュース

【豊殿まちづくり協議会との懇談】
【おたすけっ十有志隊との懇談】
【hinata boccoでの懇談】

 上田市が今年度の「サテライト市長室」を、スタートした。

 土屋陽一市長が各地で市民との意見交換や地域の状況を把握し、地域内分権の推進を目的に行っている。
 今回は9月下旬までに6地域を巡る予定で、初回は「豊殿、神科エリア」で行った。

 豊殿まちづくり協議会(中村直美会長)との懇談は、福祉部会が昨年度から取り組む「ささえ愛・ほたるの会」、市民の森を活用した「水あそび」の取り組み、オプスタクルスポーツの導入などについて、活動への支援を要請した。

 「ほたるの会」は高齢者らの生活支援で、歩行が大変でごみ出しなどをしてもらいたいなど、ちょっとした生活の困りごとをボランティアが支援する取り組み。
 取り組みに対して市から補助があるが、介護保険による「要支援」までが適用範囲のため「要支援」になっても継続してボランティアの対象になるよう、補助適用の拡大を要望した。

 水遊びイベントは、小さな子どもを対象にした水で遊べる場が必要だとして、市民の森の豊富な地下水を利用しながら、実績を紹介。
 今後のイベント継続のため、予算などへの協力を求めた。

 2028年ロサンゼルスオリンピック採用で注目が予想される「オブスタクルスポーツ」は設置のため6月に要望を行っている。
10月にはオブスタクルBOXを設置、予定している「ニンジャコース」は国内初になるとし、施設内で老朽化しているトイレの改修を要望した。

 豊殿デマンド交通委員会(吉池正敏委員長)との懇談では、現在、運行している軽自動車「ひだまり号」による高齢者の移動支援を課題とした。
 利用者が増えている現状を説明しながら、運営費で市からの補助の他に、任意団体のため使用車両などが個人名義にしていることから、市に車両の貸与や、法人格の取得などを相談した。

 神科小学校で児童との遊びなどでボランティア活動している「おたすけっ十有志隊」(村田和良会長、20人)との懇談では、児童が会員と楽しく遊ぶ様子を視察。
 懇談では、活動費は会員の会費などでまかなっているため、必要な遊具の購入などに十分な予算がないことから、市の支援を要望した。

 「ふれあいサロンhinata bocco(ひなたぼっこ)とよさと」では、運営委員会委員長の神林芳久さんら多くのスタッフが出迎えた。
 懇談では、豊殿デマンド交通委員会と重複した。
 しかし、ひなたぼっこで「ひだまり号」のコールセンターを行っているため、運行によって「運転免許を返納した高齢者が元気になること」や「統合失調症の患者が利用してサロンにも訪れることで症状が改善した例」も紹介した。
 このようなことから、公共交通に準じた交通手段として新たな補助金制度の創設を求め、この取り組み事例を広く普及させることも要請した。
 ほか、全国で5人の認知症本人大使「希望大使」の春原治子さんから、春原さんが行っている活動を続けてくれる後任を求める要望もあった。