ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

「アクセルトレーニング」で脱炭素と安全運転! ☆上田市職員5人が実証実験 ☆東京海上などが協力

テーマ:上田市ニュース

【アクセルトレーニングプロジェクトの開始。左から康本社長、関口支店長、土屋市長、参加職員】

 
 上田市は「自動車のアクセルトレーニング」で「脱炭素」と「安全運転」に役立てようと、市職員5人が「実証実験」を今月からスタート。
 アクセルトレーニングのプロジェクトは「東京海上日動火災保険(株)」「東京海上ディーアール(株)」、アクセルトレーニングを手掛けている「(株)A.R.M.S」(康本和正社長、東京都)の3社の協力で実現。
 関係者が上田市役所に集まり、実証実験に参加する職員へ土屋陽一市長が任命を行った。

 東京海上日動の関口泰久長野支店長は「アクセルトレーニングは全国各地で成果を上げている。事故防止、燃費改善、CO2削減の効果が報告されている。こうした習慣を上田市の皆さんに広げ、意識変革と持続可能な社会づくりに貢献できることを嬉しく思っている」とあいさつ。

 康本社長がアクセルトレーニングについて説明。
 以前、流行った「エコドライブ」の取り組みで、燃費の改善の他に交通事故が減ったことに着目。
 誰でもできる運転方法として、停車から時速20kmに到達するのに5秒かける、アクセルをゆっくり踏み込むことを解説。
 最初からいきなり行うと無理だと感じるため、時速20kmになる時間を最初は1秒から始め、そのうち徐々に5秒まで伸ばし、1カ月続けるとゆっくりが気にならなくなるという実績も示した。
 これが半年で習慣化すると、急発進は運転する上で選択肢からなくなり、安全運転にもつながるという。

 トレーニングでは、自動車に専用の計測機器を取り付け、そのデータは専用アプリ「アクセルトレーナー」で翌日、確認できるため、アクセル操作の改善と習慣化に役立てられる。 

 土屋市長は「アクセルトレーニングで習慣化させ、脱炭素と安全運転の両立に役立て、成果を市内に普及し広げたい」と語った。

 参加職は募集で集まった20歳代から40歳代を中心にした男性3人、女性2人。
 今月下旬から自家用車に機器を取り付けて、2カ月間の実証実験を行う。
 トレーニングの結果は市のホームページで公表する予定。

 土屋市長から任命状を手渡された職員は「通勤に30分かかり、ガソリンの減りが早いと感じていた。トレーニングをがんばって行い、節約につなげたい」と話していた。