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上田市が「共生ビジョン」の施策などを協議する懇談会を開く! 上田地域定住自立圏での連携協力する事業を定める。

テーマ:上田市ニュース

【上田地域定住自立圏共生ビジョン懇談会】

 上田市はこのほど、上田地域定住自立圏での連携協力する事業を定める「共生ビジョン」で、施策などを協議する懇談会を上田市役所で開いた。

 上田地域定住自立圏は、上田市を中心市とする上小地域と坂城町、立科町、嬬恋村の2市3町2村で構成。
数多くの連携事業を行っている。
 共生ビジョンは5年ごとに策定。
現在は令和8年度までの「第3次共生ビジョン」で、各種事業を進めている。

 懇談会の冒頭で、各市町村の自治会や経済団体などの代表者27人に委員を委嘱。
 
 中心市として土屋陽一市長が「連携して地域全体の発展を目指す」とあいさつ。
 
 正副会長の選出は、会長に中村彰・上田市自治会連合会長、副会長に井出進一・前東御市区長会長を選出した。

 第3次共生ビジョンは、医療や福祉など17分野28項目60事業で構成。
 今回の内容変更は、人口など新しいデータへの更新で、内容に変更はなく、修正に対する質問や意見はなかった。

◆連携事業の進捗状況の説明で
 医療分野の目標値で掲げた信州上田医療センターの医師数80人に対し、昨年の時点で83人になったなど、成果のある事業は
 ・障がい児担当保育士育成研修
 ・子育ての発達支援に関する講演会参加者数
 ・障がい児者の地域生活支援体制で定着支援台帳の整備数
 ・不登校児童、生徒に関わる研修会参加教職員数
 ・有害鳥獣駆除対策で被害額の削減、市町村道改良延長ーなど。

◆委員からの意見では
 ・保育士や福祉人材不足への対策
 ・障がい児者の地域生活支援体制で定着支援台帳の整備数を目標の400件に達成できるような取り組みの必要性
 ・男女共同参画
 ・スクールソーシャルワーカーの人材育成で、長野大学との連携などがあった。