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上田市出身、オートバイレースのプロレーサー、村瀬健琉選手(24)が「2023全日本ロードレース選手権ST1000」に参戦! 土屋陽一市長に報告。レースに向けた決意を語る。

テーマ:ひと

【抱負を語った村瀬選手(左)】

 上田市国分出身、オートバイレースのプロレーサー、村瀬健琉選手(24)は「2023全日本ロードレース選手権ST1000」に参戦する。
 6日、上田市役所を訪れて、土屋陽一市長にレースに向けた決意を語った。

 村瀬選手は6歳からポケットバイクに乗り始め、7歳でレースに参戦。
 神川小に通いながら8歳で9レース中4回優勝。
上田西高に通いながら世界トップライダー育成を目的にした「スズキ・アジアン・チャレンジ」に参戦。
 神奈川県の自動車関連企業が運営するレースチームに所属し、全日本レースに出場した。
しかし、会社が「新型コロナ」の影響で出場を取り止めたため、それまでのチームメンバーでプライベートチーム「チームTKR」を立ち上げて参戦を続けた。

 排気量250ccのクラスの「JーGP3」で2020シーズン年間総合優勝に輝いた。
 2021年から排気量1000㏄のベースにしたST1000クラスに参戦。クラスとしては2番目、1番目はJSB1000。
 初年は、クラス15位、2022年は練習中の転倒による左手骨折が影響し、年間6レースの中で出場できないレースがあり9位だった。

 地元上田でも徐々に支援者が増え、ヘルメットやライディングスーツに「六文銭」のデザインを入れて上田を意識。
 母親の家系に六文銭の家紋があるという。

 市役所には応援している栁澤悦郎さん、母の良子さんと一緒に訪れた。
 
 村瀬選手は「チャンピオンを取ってから、ST1000クラス3年目、同じチームで戦う。排気量が上がり、体を鍛え、けがもあって昨年は9位止まりになった。今年はマシンにも慣れてきたので、ランキング6位以内、表彰台2回取りたい。ファンの皆さんの期待に応えられるよう結果を出したい。長野県上田市もアピールしたい」と目標を語った。 

 土屋市長は「上田市としても応援したい。頑張ってもらいたい」と激励した。

 全日本選手権の開幕は4月1日と2日に栃木・もてぎで行われる。
 「Team TKR Performance」のサイトやフェイスブックで「TeamTKR応援団」がある。
https://www.superbike.jp/post-team/team-12257.html

https://www.facebook.com/groups/3356874831033709/