企業で活躍する女性リーダーによる「パネルディスカッション」など! ☆上田市のARECが「リレー講演会」 ☆「健康経営で女性が輝く職場」をテーマに ★次回は13日
テーマ:上田市ニュース

◆講演する小杉さん



上田市の一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)は、このほど「健康経営で女性が輝く職場」をテーマに「リレー講演会」を開いた。
約50人が参加。
基調講演や企業で活躍する女性リーダー6人による「パネルディスカッション」を行った。
経営・マネジメント分野で280回目の今回は、健康経営の観点から「女性の多様な働き方やキャリア形成」について学び、多様なライフステージにある女性たちのリアルな声を聞いた。
基調講演は「健康経営を女性活躍から読み解く」と題し、経済産業省関東経済産業局の小杉恵美子さんが講演。
女性活躍の現状として、25から44歳の女性就業率は81・9%(昨年)で、19年前から17・9%上昇。
民間企業の各役職に占める女性の割合は今年、部長級が12%(24年前1・8%)、課長級18%(同3・6%)、係長級30%(同8・3%)で徐々に増加傾向。
しかし、上位の役職ほど女性の割合は低いことを挙げた。
女性ら多様な人材が活躍することで企業価値が上がるとして、研究開発分野で男女含むチームの方が特許の経済価値が高い傾向や、経営層の性別、年齢、経歴など多様な企業はイノベーションが起きやすいことなど紹介。
また、働く女性は月経周期に関連して起こる不快な症状や妊娠に伴う影響、更年期症状など健康課題は多岐にわたるとして、小杉さんは「女性特有の健康課題はデリケートで制度利用へのためらいもある点に配慮し、まず経営層からのメッセージ発信や管理職向け研修など、制度やサポートを利用しやすい体制、雰囲気の醸成が必要」と語った。
パネルディスカッションは上田市の㈱エースマシナリ栗林美和子代表取締役、㈱地元カンパニー渡邉真貴取締役、東京精電㈱戸谷由佳品質保証部長、㈱バリューブックス水野恵魅執行役員、㈱宮下組石塚夕起・取締役総務部長、千曲市の㈲宮城商店宮城恵美子専務取締役が登壇した。
「これからの女性の働き方と企業の役割」をテーマに、地元カンパニーの渡邉取締役は「社内でこの人しかできない仕事を意図的になくし、クラウドで共有することで休んでも仕事が止まらない状態を作っている。そうすることでためらうことなく業務から離れることができる。休みを取る時には理由を言わないルールを設けることで、不平等感をなくした」ことを紹介。
「うちの会社にも取り入れたい」など共感を呼んでいた。
宮城商店の宮城専務取締役は「男女関係なく1人ひとりの多様性を大事にしておかないと、これからもっと変化していく社会情勢に対応できない。柔軟さを大事にしていきたい」と話していた。
パネルディスカッション後には登壇者と参加者の「交流会」も行い、活発な意見交換をしていた。
次回のリレー講演会は「次世代モビリティの潮流」、参加費無料。
13日、午後1時半から4時40分、上田市常田の信州大学繊維学部内AREC4階及びZoomオンライン。
申込みは、下記のQRコードから。




