長野県上田地域振興局が「ゼロカーボンミーティング」を上田市の県工科短期大学校で開く! ☆今年度、中間見直しの「県ゼロカーボン戦略」に「若者の意見やアイデアを取り入れよう」-と。
テーマ:上田市ニュース
◆グループ発表する学生




長野県上田地域振興局は、このほど「ゼロカーボンミーティング」を上田市下之郷の県工科短期大学校で開いた。
今年度、中間見直しの「県ゼロカーボン戦略」に「若者の意見やアイデアを取り入れよう」-と、同校や信州大学、長野大学、上田短期大学の学生20人を集め「グループ討議」や「意見交換」を行った。
上田地域振興局の合津俊雄局長は「ゼロカーボンの取り組みを多くの人に知ってもらうために何が必要なのか、若い皆さんの知恵をいただきたい」とあいさつ。
基調講演で「上田地域における気候変動とその影響」と題して県環境保全研究所自然環境部の浜田崇部長が地球温暖化の現状と課題を語った。
産業革命以降CO2濃度は増加。
工業化以前の平均気温から地球の気温は約1・5℃上昇。
「日本の年平均気温の変化は100年あたり1・4℃の上昇。
上田は100年換算で2・7℃上昇。
このまま続いていくと、超えてはならない温度を簡単に超えてしまう」と警鐘。
「温暖化の影響はすでに身近で起きている」と、高温による影響で日焼けや着色不良のリンゴやレタスの抽だいを写真で紹介。「自分ごとにしてほしい」とした。
県環境部ゼロカーボン推進課の平林高広課長が2050ゼロカーボンの実現に向けた県の取り組みを紹介した後、学生らはグループに分かれて意見交換。
▽気候変動を「自分ごと」として行動を変えるには
▽ガソリン車をEV車へ転換するには
▽ウォーカブルなまちづくりを進めるには
▽屋根ソーラーを当たり前にするには―の4テーマで進めた。
「気温上昇の影響がどれくらいのものか実感が湧かない」
「環境問題が高尚なものになっている」
「SNS上のネガティブイメージでは太陽光パネルが逆に生態系を壊しているような印象もあるので、どっちが正しいかわからなくなってくる」など学生が感じている率直な意見から解決策などを話し合った。
グループのまとめで学生は「屋根ソーラーの良さなど実際に体験できる場をつくる」や「自分ごと化し行動変容するには見える化が必要。数字だけでなく実害の見える化や、SNSなどで議論が見える化すれば関心が増える」などの意見を発表した。
平林課長は「体験や可視化が大事だなと再認識した。皆さんにいただいた意見持ち帰って参考にしたい」と話していた。



