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「プロジェクト活動・意見発表会」が長野県上田合同庁舎で開かれる! ☆上小地域の農業青年が「農業や地域の課題を解決するために実践してきた調査研究の成果」や「日ごろ抱いている思い」を発表

テーマ:上田市ニュース

【意見発表する福嶋さん】
【プロジェクト活動発表する武舎さん】
【若林さん】
【小市さん】




 「プロジェクト活動・意見発表会」が、長野県上田合同庁舎で開かれた。
 上小地域の農業青年が「農業や地域の課題を解決するために実践してきた調査研究の成果」や「日ごろ抱いている思い」を発表した。

 主催は上小農業青年クラブ協議会(武舎秀一会長)と、長野県上田地域振興局上田農業農村支援センター(小林佳昭所長)。

 意見発表の部に2人、プロジェクト活動発表の部に2人が出場。

 「意見発表の部」で「新規就農者が離農する時」と題して発表した青葉会の福嶋亮さん(46)=上田市真田町長=。 
 「プロジェクト活動発表の部」で「バイオスティミュラント資材Skeepon(スキーポン)施用によるブロッコリーの活着率・収量向上効果の検証」をテーマに発表した東御市農業来年クラブの武舎秀一さん(41)=東御市和=が最優秀賞に選ばれた。

 2人は2月に飯田市で開かれる「明日の長野県農業を担う若人の集い」に上小地区代表として出場する。

 福嶋さんはリンゴ農家として独立就農して2年目。
 約110アールで主にふじを栽培しており、差別化を図ろうと葉とらずリンゴに挑戦したが売上は上がらず赤字だったとし「新規就農者の離農理由は農業の理想と現実のギャップ。基本がない状態で新しいことをやっても意味がない。自分がこだわりすぎないで、消費者が求める商品を作れてこそ生き残ることができると思う」と発表した。

 武舎さんは秋出荷作型ブロッコリーが近年の異常な高温や干ばつで活着率が非常に悪いことが課題となっているとし「バイオスティミュラント資材Skeepon」を使用することで活着率や収量が向上するかを検証した。
 活着率は処理区92・3%、無処理区64・7%で、生育状態には差がなかったとし「活着率が高まったのは高温や乾燥ストレスへの耐性が付与された可能性が考えられる。経済性試算の結果、高温、干ばつ環境下ではSkeeponを処理した方が良いと考えられる」との結論を得た。
 「これからは情報の共有がすごく大事になってくる。この結果を皆さまで共有していただき、皆さまのなかでより効果が発揮できる環境が見つかって、それが地域で好循環を生んでいけば1つの改革につながるのではないかと思う」と述べた。

 意見発表の部で「人との繋がりで得てきたもの」と題して発表した東御市農業青年クラブの若林毅紀さん(40)=東御市滋野=と、プロジェクト活動発表の部で「ももへの夜蛾被害軽減に向けた果実袋の検討」をテーに発表した上田農業青年会議の小市香さん(37)=上田市古里=がそれぞれ優秀賞を受賞した。

 昨年の上小大会でプロジェクト活動発表の部の最優秀賞を受賞した菰田央さん(55)東御市祢津=は「関東ブロック大会」で「最優秀」に輝き、来年3月に開かれる「全国農業青年会議」に出場する。