「上田市特殊詐欺等被害防止連絡協議会」を開く! ★上田市内で被害額が急増で2億円超え。 ☆手口「警察+ビデオ通話」「警察+プラス」のついた電話番号、例外なく詐欺
テーマ:上田市ニュース

上田市特殊詐欺等被害防止連絡協議会(会長 中村彰・自治会連合会会長)は「第18回 連絡協議会」を、上田市役所で開いた。
近年、市内で認知された特殊詐欺被害額が過去最高になり急増しており、現状と対策について、長野県警本部生活安全企画課の清水賢吾警部が講演した。
会場には自治会連合会、福祉関係団体や高齢者団体、金融機関、防犯関係者らが集まった。
中村会長が「それぞれの立場で被害防止への協力いただいている。この協議会は平成27年に特殊詐欺被害が過去最悪を記録し、被害額は1億円を超え、何とか防ごうと翌年に発足して被害防止対策を行い、減少傾向になった。しかし、3年ほど前から県全体、上田市も被害が増え、極めて憂慮すべき事態。より一層の被害防止対策を」。
上田警察署の北原研一署長が「令和4年以降、国際電話を利用した犯行形態の変化や、インターネットバンキングなど普及、SNSを利用した新たな投資詐欺やロマンス詐欺で、被害件数、被害金額が再び急増。本年11月末では上田警察署管内で25件、被害額は2億3000万円超えている。地域が一体となった抑止活動を幅広く展開しなければならない」と、それぞれあいさつ。
上田市から市内の被害発生状況を報告。
昨年、11月末現在で「電話でお金詐欺」の認知件数は12件、被害総額7540万円、「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺」の認知件数は9件、被害総額1億4405万円。
前年比で認知件数はやや減少しているが、被害総額で2億1945万円(上田署管内は東御市なども含む)。
手口別には、警察官などを語るなどオレオレ詐欺が35%、ロマンス詐欺が24%、SNS型投資詐欺が19%、架空料金請求詐欺が14%。長野県内の11月末現在の暫定値で「電話でお金詐欺」の認知件数は前年比52件増の247件、被害額は前年比8億3000万円余増の15億9703万円。
「SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺」の認知件数は前年比25件増の151件、被害額は前年比2億7000万円余増の18億4540万円。
清水警部は講演で、手口の紹介や被害の実態を説明しながら、昨年11月末で「電話でお金詐欺」を金融機関やコンビニなどで被害阻止したのは287件、阻止総額4億6884万円余だったとした。
具体的な電話やSNSでの詐欺のやり取りの音声や、警察を語った詐欺の動画を紹介しながら「最近の犯人の手口を見ると、住所、氏名、生年月日の情報がもれていると思ってもらって良いと思う。電話相手が警察官、自動音声だったりさまざまな手口があるが、ニセ警察官にだまされないために、警察がSNSでビデオ通話することは絶対にない。警察がお金を振り込ませることは絶対にない。どんな理由であれ、どれだけ警察官だと信用していても、この点があれば電話を切ってください」とした。
架空料金請求詐欺、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺の手口も説明。
電話の防犯対策として留守番電話、国際電話拒否の申し込み、迷惑電話防止対策アプリの活用も紹介。
講演の終わりに「警察+ビデオ通話=例外なく詐欺」「警察+プラスのついた電話番号=例外なく詐欺」を改めて強調した。



