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上田市市民ICT推進センターが「デジタルアーカイブ学会賞」の「実践賞」を受賞! ☆長年にわたる事業の継続評価

テーマ:上田市ニュース

【色鮮やかなチラシを掲載する「上田の商家の引札」のページを開く井戸さん】

 上田市大手の上田市市民ICT推進センター(iプラザうえだ)は「第7回 デジタルアーカイブ学会賞」の実践賞を受賞した。

 この賞は同学会が「デジタルアーカイブの振興」と「学会活動の発展」に寄与した取り組みを顕彰するもの。
 今回は功労賞、実践賞、学術賞で17の個人や団体などを表彰した。

 同センターは、上田市マルチメディア情報センターとして開設された1995年以来、30年にわたり「地域資料のデジタルアーカイブ事業」を継続。
上田市デジタルアーカイブポータルサイトとして博物館や図書館などをつなぎ地域情報を広く発信しているとし「地域に根ざした資料の保全と活用、持続可能な運営モデルを構築した実績は地域デジタルアーカイブの実践の鑑」と高く評価された。

 このほど都内で開かれた学会賞授与式に参加した同センター主任の井戸芳之さん(62)は「長年こつこつと続けてきたことが評価されてありがたい。地域アーカイブを担う自治体や民間団体の励みになればうれしい」と話す。

 市の「デジタルアーカイブポータルサイト」は文化財や景観100選、市立博物館など29のホームページや映像作品などを公開している。

 2022年には国立国会図書館が運営するジャパンサーチと連携し、約4000点の静止画や動画を登録。
 翌23年にはスマートフォンでも見やすいようデザインを一新し、画像情報を一括で検索できる資料横断検索機能を追加した。

 アクセス数はほぼ右肩上がりで推移しており、20年度からは30万台をキープ。24年度は32万3213回だった。

 井戸さんは「博物館や美術館、図書館、公文書館の収蔵品で公開できているのは1%にも満たないのが現状。データベース化とアーカイブを地道に、そして効果的に進めていきたい」とする。
 また「気軽にポータルサイトを開いて、興味があるところを見ていただきたい」と呼びかける。