ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市の長野大学が今年度最終回となる「食文化産業とまちづくり」の「寄附講座」を開く! ☆「信州東信エリア/美食シティ・教育研究プロジェクト」の一環

テーマ:上田市ニュース

【料理を味わいながら福田さん(右)の講義を聞く学生ら】
【上田の食材を用いたワンプレートランチ】


 長野大学は、上田東急REIホテルで今年度最終回となる第15回「食文化産業とまちづくり」の「寄附講座」を開いた。
 同大が地域産業の振興と人材育成を目指して、地域の企業や団体と協働で取り組む「信州東信エリア/美食シティ・教育研究プロジェクト」の一環。

 学生ら70人余が参加し、セルリアンタワー東急ホテル名誉総料理長の福田順彦さんを講師に「地域と食のつながり」について理解を深め、福田さん監修の料理を味わった。

 福田さんは「地域の人が毎日見ている景色や毎日食べているものが他の人にとっては新鮮で興味があることに着眼すると地産地消につながる。いろいろな場所に身を置いて、地元のいいものをもう1度見直すことが大事です」などと話した。

 提供された料理は市内で醸造された味噌を使った野菜スープや米粉パンで作ったフレンチトースト、信州サーモンのサラダなど地元産の食材を用いたワンプレートランチ。

 福田さんは学生の質問に答えて「そばや味噌といった和の食材を洋風にマリアージュするのはチャレンジで、伝統的な素材と向き合うと気合いが入る。洋風な仕立てでも日本人の味覚でなんとなく懐かしい味と思い起こしてもらえることを伝えたかった」と述べた。

 環境ツーリズム学部2年の若林崇史さんは「県外出身で上田のことはあまり知らなかったが、食文化を理解するいい機会になった。和の食材を使ったフレンチはおいしかった」。

 同学部3年の松田斐順(ひより)さんは「寄附講座の外部講師による講義は面白く、今回は和と洋のマリアージュという視点が心に残った」と話した。