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<トップインタビュー>2026 JA信州うえだ=上田市大手2= 眞島実代表理事組合長(69)☆「安全・安心で美味しい米 安定供給へ」

テーマ:上田市ニュース

 ―昨年の管内農産物の状況は
 全体的には春先から大きな自然災害もなく順調に生育しましたが、一部地域において降雹被害や夏場の気候変動による猛暑下での栽培管理は難しい状況でした。
 しかし、生産者の皆さまの大変なご努力のおかげで、収穫の秋には安全・安心で新鮮な農産物を市場や直売所を通して消費者の皆さんに届けることができました。
 2月末決算に向け販売品取り扱い計画83億円に向け取りまとめを行っております。

 ―特に米の状況について
 令和7年度の生産者米価は1俵(1俵60㎏)、2万8千円余を提示しながら最終集荷の取りまとめを行っています。
 昨年12月末時点の集荷数は7万2057俵。今後も生産者が安定的に経営が継続できる生産者米価の安定化を進め、消費者の皆さんに安全・安心で美味しいお米を安定供給できる米政策の実現に向けた農政運動に取り組んでいきます。
 令和9年度からは水田の農業政策などが見直される状況にあるため、生産者と共に取り組みを進めていきます。

 ー農業を取り巻く環境について
 昨年は円安や海外状況によって、生産資材、人件費、物流コストなどが高騰し、農業経営に影響があった1年でした。
 国、県、各市町村に支援要請を行い、JA信州うえだ独自支援対策について、令和7年度も理事会で具体的な対応を諮りながら、農業経営の安定に務めてまいります。

 ―新年度の取り組みについて
 3月からスタートを切る令和8年度は第11次中期3カ年計画の2年次となります。
 長期ビジョンの「食と農で地域に笑顔を作ります」の達成に向け、農業振興戦略、組織基盤強化戦略、経営基盤強化戦略の各取り組み事項を着実に実践・実行し食と農を基軸に地域に根ざした農業協同組合として地域組合員の負託に応えられるJA運営に取り組みます。

 ―JA信州うえだの強みは何か
 当JA管内は米、野菜、果樹、きのこ、畜産などの多品目産地です。
 年間を通し安定的に農畜産物を市場・直売所・消費者の皆さんに届けることができる産地です。
 他産地より品質が良いとの評価もいただき、高い販売価格で取引を行っている品目もあります。
 今後も生産者とともに安定的な多品目産地として、品質の向上を図り重点品目の推進を進めながら産地づくりを行っていきます。

 ―共同利用施設が老朽化している
 ライスセンターや集出荷施設が設置から30年以上経過し、修繕費が毎年計上されています。
 この5年間で効率化を行いながら、今回の補助金政策を活用し施設の更新も行っていきます。

 ―中山間地域の対策について
 大規模農家を育成する支援対策をする一方、中山間地域で兼業農家が米作りできる対策を進めています。
 まずは自分の農地を守ってもらう取り組みを進めたいが、農機具が無かったり高価であるため取得できないことが課題となっています。
 農機具の一斉調査をもとに、安く農機具を取得し米作りに取り組んでいただきたい。
 そして、退職後には規模拡大を図るなど、農業を守って頂ける仕組み作りを検討しています。
 また、相続後の農地についても現役時代から事前に相談できる仕組み作りを目指しています。