上田市の「稲倉の棚田地域振興協議会」と佐久市の「㈱KURABITO STAY」が「棚田パートナーシップ協定」を結ぶ!
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上田市殿城の稲倉の棚田地域振興協議会(久保田良和会長)と佐久市臼田の㈱KURABITO STAY(田澤麻里香代表取締役)は「棚田パートナーシップ協定」を結んだ。
長野県上田地域振興局(合津俊雄局長)の立ち会いのもと両者は上田合同庁舎で調印。
県は棚田保全などを目的に平成31年4月に信州棚田ネットワークを設立。
企業などと保全団体の連携を促進し同協定の締結を進めている。
今回で県内16例目。
稲倉の棚田では約30ha(780枚)のうち、管理田約8ha(225枚)で特別栽培米のコシヒカリや酒米ひとごこちを作る。
オーナー(カカワリ隊)制度で農作業や交流、体験型イベントなどを展開し、棚田の景観維持に努め、令和4年度には「農林水産祭むらづくり部門」で最高位の「天皇杯」を受賞した。
久保田会長(77)は「今年で27年目の保全活動。カカワリ隊は今年356人がオーナーになっていただいた。全国の棚田が荒廃するなか、東京に近い地理的条件も相まってカカワリ隊は毎年右肩上がりに増えている。参加して体験して応援していただくことを柱にプログラムを作っている」。
田澤代表取締役(39)は「棚田を次世代に守り伝える仲間に加えていただき光栄。私たちが培ってきたお客と地域を結びつける力で、地域の人が文化や歴史に誇りと自信を取り戻すことに貢献できたら」と話した。
同社は令和元年設立。佐久の老舗酒蔵舞台に酒造り体験と宿泊を組み合わせた滞在型観光を展開しているほか、日本酒や田園風景を生かした体験プログラムを世界に向け発信し提供。第9回ジャパンツーリズムアワードなど受賞した。
また、来年4月に上田市の岡崎酒造が稲倉の棚田にオープン予定の滞在型交流施設の運営をサポートする。
田澤代表取締役は「宿泊できる茶屋のイメージで棚田の風景を眺めながら採れた米で作った団子を食べたり。カカワリ隊の秘密基地としてや来訪者が長く滞在でき、海外の旅行者にとっても大切な場所になれば。棚田のファンを増やしていきたい」と話していた。



