上田市丸子で「WORK」考えるセミナーが開かれる! ☆シニアの多様な働き方学ぶ ☆長野県長寿社会開発センター上小支部
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長野県長寿社会開発センター上小支部はこのほど、これからの地域を支える「WORK(しごと)」を考えるセミナーを上田市長瀬のまるこ福祉会きらりホールで開いた。
約30人が参加した。
人生100年時代にシニアの活躍を推進するタウンミーティングで、ハローワークやシルバー人材センター、労働者協同組合など多様な働き方の実践例を紹介をした。
上田公共職業安定所の職業促進指導官・廉澤章さんはシニア世代の就労状況など紹介し、事業所がシニア層に期待していることとして、長年培ってきた経験や知識、労働時間の融通が利くことなどを挙げた。
また、高齢者が敬遠される例として、管理職など経験し偉かった人が新入社員として年下の上司に適応できなかったり、言葉づかいや接客態度が横柄、体力面で短期間で離職してしまうことなど挙げた。
上田地域シルバー人材センターは、シルバーで働くシニア男性のインタビュー動画を上映。
草刈りだけでなく多彩仕事があることや仲間が増えたり、地域の行事に参加するようになって周りから頼りにされ、やりがいを感じている様子など紹介。
同センター事務局の室賀文子次長は「上小地域は会員1700人で50%以上が75歳以上。90歳を超える人も勉強しながら頑張り、認知症になりかけている人も仲間が支えてチームで仕事をこなしている。定年はなく、生きがいあり仲間ありで会員旅行や交流会など互助会活動も充実している」と話した。
労働者協同組合(労協)について、上田市の「労協うえだ」代表理事の北澤隆雄さんらが制度や活動を紹介。労働者協同組合法に基づき令和4年10月に施行された新しい法人制度で、働く人が組合員として出資し、みんなで意見を出し合って運営し仕事を作り出すもの。
北澤さんは70代で第2の定年を迎えた後、働く喜びや楽しみを感じる働き方を探していたところ労協法の成立を知り、同5年3月に仲間と立ち上げた。
城下地域や川西地域などで高齢者宅の庭木の伐採やエアコンの掃除、雪かきなど、高齢者の困りごと解決を仕事にしている。
北澤さんは「やらされ仕事ではなく主体的な働き方で、高齢者が元気に地域で活躍できる仕組み。地域の問題は地域で解決する。市内10カ所の地域包括支援センターと連携し、各エリアに支部を立ち上げたい」と話した。
参加した長野大学2年の原上智早さん(20)は「少子高齢化が進む社会で若い世代が支えるだけでなく、定年した後の人も高齢者を支える取り組みをしていて良いなと思った」と話していた。



