信州国際音楽村に「ヘーゼルナッツの森」! ☆(株)明治が「上田市・信州国際音楽村エリア連絡協議会」に苗木を寄贈
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牛乳や乳製品、菓子、食品の製造販売など大手食品の(株)明治(本社・東京都中央区)は、長野県を通じて上田市に「ヘーゼルナッツの植樹候補地の選定」を依頼した。
信州国際音楽村周辺が候補地になり、苗木を2年間で200本贈ることになった。
上田市は(株)明治の訪問を受けて苗木寄付の「受領式」を、上田市役所で行った。
同社では、菓子事業の原材料の多くが海外からの輸入になっている中で、原材料の生産者の思いなどが分かりにくくなっていることを課題として、少しでも改善するために今回のヘーゼルナッツ事業を企画した。
全国の中で上田市に依頼。
植樹地として選ばれた信州国際音楽村周辺では、民間事業者と上田市で、信州国際音楽村エリアの魅力向上、交流人口などの拡大を図り、周辺地域へ周遊する観光拠点となることを目的に「信州国際音楽村エリア連絡協議会」が先月発足。
同協議会では、音楽村の東側斜面に「ヘーゼルナッツの森」を整備することにした。
寄付受領式では、同社コンフェクショナリーマーケティング部長の吉田彰さんから、斉藤達也上田市長と「信州国際音楽村エリア連絡協議会」の石井孝二会長に、目録が贈呈された。
斉藤市長は「貴重な苗木の寄付に心よりお礼申し上げる。ヘーゼルナッツは国内での生産事例が少ないが、高い付加価値を持つ作物として注目されている。新たな農業振興の可能性を切り開くものとして期待し、観光や地域づくりと連携を図りたい」。
石井会長は「200本もの苗木、大変ありがたい。植える場所として、とても見晴らしが良い東斜面が良いということになった。『ヘーゼルナッツの森』と名付けて、この森を育てて行きたい。皆さんと一緒になってよいエリアにしたい」とそれぞれあいさつ。
吉田部長は「明治は2026年度、チョコレートを手掛けて100周年を迎えます。長い歴史の中で、菓子事業を成長させてきたが、産地や生産者の姿が見えづらくなっているという課題を抱えている。それがどのような場所で、どのような方々がどのような思いで作られているのか、社内にいても十分に理解できているとはいえない。今回は当たり前のことがおろそかになっている現状を、少しでも改善したい。取り組みを切っ掛けにヘーゼルナッツという素材の背景や価値、新しいナッツチョコレートの提案をお客さまにしたい。取り組みを発展させ、地域の皆さまと価値を育てたい」と語った。
同席した長野県上田地域振興局の合津俊雄局長は「この地域に適した作物で、農業面だけでなく観光面も含め、持続可能な地域づくりになるように一緒に取り組みたい」とした。
この日に合わせて、長野県産ヘーゼルナッツで特別に作った同社のチョコレート菓子がふるまわれ「香りが高くておいしい」との声があった。



