三井住友フィナンシャルグループの元会長で名誉顧問の奥正之氏が、信州玉姫殿グループ代表取締役会長の池田成彦氏と懇談!上田市の上田玉姫殿クリスタルホールを訪れる。
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三井住友フィナンシャルグループの元会長で名誉顧問の奥正之氏(78)が10日、信州玉姫殿グループ代表取締役会長の池田成彦氏(78)と懇談のため、上田市常磐城の上田玉姫殿クリスタルホールを訪れた。
奥氏が訪問したのは3年ぶりで10回目。
会談はリモートを含めると11回目。
奥氏は、幼少期に上田市で中央小学校(現・清明小)に通学。
池田会長は、奥氏と池田会長の父親同士が信州大学繊維学部に勤務していた。
同学年と共通の友人、父親の共通点もあって、親しい交流が続いている。
雪の中の訪問となったことから、信州玉姫殿のスタッフが降り続ける雪を除雪しながら出迎えた。
クリスタルホールでも約30人のスタッフがそろって「おかえりなさいませ」と出迎え、奥氏も親しく「ただいま」と応えた。
スタッフから花束が贈呈された。
会場には、桜など多様な花で春めいた雰囲気と、奥氏が2011年から毎年訪れた時の写真を展示。
池田会長が写真パネルを奥氏に解説しながら1時間ほど会談。
時折、笑い声も会場の外に聞こえるほど、盛り上がっていた。
帰りに奥氏は見送りのスタッフに「この2、3年、コロナで皆さんもお仕事に神経を遣い、やり方も変わったと思う。世の中はいつも何かが起きている。物事が変わることについて、皆さんも慣れる、または先取りする必要がある。池田会長は長い目で世の中を考え、一本調子でできない時はさまざまなシミュレーションをしながら、今のオペレーションを確立している。皆さんも足元を固めて先を見ることが続けることが大事。サービス産業ですから、お客様の気持ちにしっかり寄り添って仕事をし、期待していることより少しでも上を常に考え、思い出に残るようにしてほしい。難しい時代だが、それだけチャンスがある」と語った。
池田会長は会談後に「個人的に話しがしたいと来られている。地方の中小企業にこのように訪問されることはとても名誉なこと。仕事のことではなく、日本の経済などの雑談をした。また来るよと言われていた」と笑顔で語った。