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上田市の西小学校の児童が「野菜の苗植え作業」を行う! ☆「不耕起栽培」

テーマ:上田市ニュース

フットクリンパーを使ってライ麦を踏み倒す児童

 上田市常磐城の市立西小学校5年2組の児童は「不耕起栽培」による「野菜の苗植え作業」を行った。

 不耕起栽培は土を耕さず、微生物の働きを活発に保ちながら作物を育てる農法。
 児童は昨年度、社会科の授業でごみ処理施設を見学したのを機に、リサイクルや環境保護について関心を向けた。
 長野県環境保全協会の企画部長、陸(くが)斉さんと長野県環境保全研究所の研究員、小林慶子さんから不耕起栽培について学び、昨年10月には校庭の一画と中庭に「ライ麦」と「ヘアリーベッチ」の種を蒔いた。

 この日は専用のフットクリンパー(踏み耕具)を使って、ライ麦を倒して土を覆う「マルチング」をし、ミニトマトやマクワウリの苗を植えた。
 陸さんによるとライ麦は根を土壌中に広げて有機物を増やし、マメ科のヘアリーベッチは大気中の窒素を土壌に固定する力があるという。

 フットクリンパーは底に金属製の刃を付けた木の板。
 児童はフットクリンパーを足で踏みながら畑の中を進み、高さ1・7mほどにも伸びたライ麦を踏み倒した。

 松本知己さんは「ライ麦を踏んだらポキッと折れて楽しかった。きょう植えた野菜が大きく育ってほしい」。

 竹内理花子さんは「植物の生長は早くて、去年種をまいたライ麦がわたしの背よりずっと高くなった。生物多様性とか微生物のこととか、新しいことを知れてよかった」と話していた。

 担任の柄澤貴弥教諭(26)は「自然のなかで、じかに触れることで感じることはあるはず。いまだからできる体験をして、興味を広げてほしい」と期待する。