ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

しなの鉄道活性化協議会が上田市で会合。新年度の事業計画などを承認!

テーマ:上田市ニュース

【今年度2回目の会合】

 しなの鉄道活性化協議会(会長=岡田忠夫・しなの鉄道専務取締役)は9日、今年度2回目の会合を上田市勤労者福祉センターで開いた。
 新年度の事業計画などを承認した。

 新年度の新規事業として、今春に開業以来初の全面的な「ダイヤの見直し(減便ダイヤ)」を予定している。
ダイヤの適正化に向け、ダイヤ改正後の旅客の利用実態を把握するための「乗降調査」を行う。

 調査は、今年6月(通常期)と8月(繁忙期)、来年3月(閑散期)の平日と休日のそれぞれ1日、合計6回実施。
 各駅の全列車の乗降人員、各駅間・各列車内の乗降人員。通勤、通学、旅行、日常利用、外国人利用の「利用者属性」などを調査する。

 分析結果は、構成団体に報告。
「コロナ禍前の調査(2017年に実施)」と、比較して詳細な変化を分析する。
ほか、新たな需要の開拓につながるかの調査を行う等に活用する。
 実施事業費は1713万円。
 一部については長野県と沿線市町も負担する。

 同協議会は県、しなの鉄道沿線の市町、商工団体、観光協議会、住民や利用者の代表などで構成。
 事務所は上田市役所内。