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上田市の「上田女子短期大学」と「佐久市子ども未来館」が協定を締結! ★資源や研究成果などの交流を促進し、教育・学術分野などで連携するため。

テーマ:上田市ニュース

【協定書を取り交わす小池学長(右)と島﨑館長】

 上田市下之郷の「上田女子短期大学」と佐久市岩村田の「佐久市子ども未来館」は、このほど協定を締結した。
 資源や研究成果などの交流を促進し、教育・学術分野などで連携するためのもの。

 上田女子短大の学生ホールに関係者が集まり、小池明学長と島﨑直也館長が協定書に調印した。

 協定の内容は、地域の学習機会を創造する事業や同館を活用して地域と研究者、教育者、学生との交流を生み出す事業を共同で推進していくというもの。

 2019年春ころから同短大幼児教育学科の学生が同館で、子ども向けワークショップを企画、運営するなど「ボランティアや授業の実践の場」として連携してきた。

 小池学長は「佐久市子ども未来館を使って大学の活動をよりバラエティのあるものとし、知見を積み重ねて発信していく有機的な交流ができるのが協定の大きな眼目。協定が実効性のある有意義なものになることを願っています」。

 同館の指定管理者、佐久市振興公社の荻原幸一専務理事は「学生の皆さんには日ごろの学びの成果を当館で発揮していただいている。さらに今後は先生方の調査、研究などを通して子どもたちが生き生きと育つ環境づくりを共に行っていきたい」とあいさつ。

 島﨑館長は「互いに共通の認識を持ち、要望を出し合いながら子どもたちを地域で育てていきたい」と話した。