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上田市の神川小学校1年生児童が自分が好きなものを「クレパスで自由に描くワークショップ」に参加 ☆上田市内在住のイラストレーターらを講師に

テーマ:上田市ニュース

【楽しみながらクレパスで絵を描く児童】
【神川小学校の「山本鼎先生顕彰碑」】

 上田市国分の市立神川小学校1年生約70人は、市内在住のイラストレーターらを講師に、自分が好きなものを「クレパスで自由に描くワークショップ」に参加した。

 同校は地元ゆかりの画家、版画家の山本鼎(1882年~1946年)が児童自由画を提唱し自由画教育を始めた小学校。
 いまも各教室には山本鼎の「自分が直接感じたものが尊い」の言葉が掲げられている。

 1組の児童23人は同校の卒業生でイラストレーターとして活躍する押金美和さん(49)=同市別所温泉=から「大好きなものはみんな違って、みんな正解。

 描き方を自分で見つけて楽しもう」と語りかけられて、八つ切り画用紙にスイカやゴジラ、プールで遊ぶ自分などを思い思いに表現。

 クレパスを塗り重ねて色を混ぜたり、紙でこすってぼかしたり、絵を描いた紙を切って張ったりして「新しい発見」を楽しんだ。

 ゲーム機を描いた竹内結菜さんは「紙でこすったら色がぼやーとしてきれいになった」。と満足げ。
 
 大久保希胡さんは「飼いたいと思っている茶色の犬を描いたら本物みたいになって、もっともっと犬が好きになってきた」と笑顔を見せた。

 押金さんは「みんなどんどんのってきて、夢中になって描いていた。鼎先生の言葉はわたしにとっては人生の柱。子どもたちが受け継いでいってくれたらうれしい」と話した。

 クレパスはクレヨンとパステルの長所を組み合わせた画材で、山本鼎が開発に協力した。
 1年生が使っているクレパスは4月に、地域住民有志がつくる「神川・山本鼎の会」(中村実会長)が寄贈。

 今回のワークショップは地域でアート普及活動を展開する「アート鼎」(タカノシズカ代表)が企画した。

 児童が描いた作品は、山本鼎没後80年を記念して神川・山本鼎の会が上田市立美術館で開く「自分が直接感じたものが尊い展」(10月31日~11月5日)で、昭和初期の神川小学校児童による自由画とともに展示する。