自宅に「150組のひな人形」を飾る! 上田市の横尾洋子さん(74)。3月2日から5日まで一般開放。
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上田市中之条の横尾洋子さん(74)は自宅に「150組のひな人形」を飾っている。
夫と以前営んでいた電気店の店舗部分に、豪華な親王飾りや土びな、つるし飾りなど表情豊かなひな人形をにぎやかに並べた。
5人きょうだいの横尾さんは「自分だけのおひなさまがほしい」と50年ほど前から収集するようになったという。
横尾さんが長女の健やかな成長を願ってそろえた七段飾り。
二女のために手作りした木目込みの立ちびな。
香淳皇后(1903~2000年)が、18歳の時に日本画で描いたひな人形を焼き付けた九谷焼の絵皿もある。
これまでは毎年、小さめのひな人形100組ほどを玄関に並べていたが、後期高齢者になるのを前に全てを出してみることに。
「一つひとつ、思い出を懐かしみながら作業した。全てが並んだのを見て感無量です」。
3月2日から5日までの4日間は一般開放する。
横尾さんは「おひなさまは見てもらうことに価値がある。たくさんの人に楽しんでいただきたい」と話している。
時間は午前10時から午後4時まで。
問い合わせ(電話)0268・22・6897(横尾さん)