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上小溶接協会が「上小地区溶接コンクール」2023の表彰式を上田市の香青軒で行う!

テーマ:上田市ニュース

【最優秀賞の吉村さん】

【特別優秀賞の篠原さん】
【特別優秀賞の小林さん】
【特別優秀賞の工藤さん】
【特別優秀賞の金子さん】
【特別優秀賞の池上さん】
【あいさつする山邉会長】

 上小溶接協会(山邉正重会長)はこのほど、昨年10月に競技を行った「第2回 上小地区溶接コンクール」の表彰式を上田市の香青軒で行った。

 競技は、普段の仕事と同じレベルの初級コース。
 溶接部を曲げて審査するため競技性が高く県コンクールと同じレベルの上級コース
 更に今回は、その中間レベル、仕事ではあまり行わない溶接方法で競技性のある「チャレンジコース」を新たに設けた。
 溶接方法として半自動溶接に加えて、不活性ガスを使うアーク溶接の一種「TIG(ティグ)溶接」も加えた。
 競技は25人で行った。

 表彰式で山邉会長は「上小溶接協会は74社が加入し、会員が一丸となって第1回を2021年の10月に行った。今回は新型コロナの影響で表彰式が遅くなった。第3回も行うため、多くの皆さんに参加してほしい。溶接技術のレベル向上につなげ、県大会、全国大会にもチャレンジしてもらいたい」とあいさつ。

 審査報告を山﨑章生審査委員が行い「半自動溶接・初級コースは外観に大きな差がなく、審査が難航した。チャレンジコース、上級コースは破断が見られた。練習を重ねてほしい。初めて行ったTIG溶接は、良い作品で審査が難航した。全体的に、競技時間を有効に使って溶接速度の調節をすれば、もっと良い結果につながったと思う。これからも参加してより上の順位を目指してほしい」と語った。
 今回の最優秀賞は、前回初級の最優秀で、半自動・チャレンジコースに参加したコトヒラ工業の吉村星さん(22)。吉村さんは「溶接コンクールは技術を吸収し自らの研さんに生かす良いきっかけになっている。溶接はとても奥が深く、私の技術もまだまだ。今後も上小地区や県のコンクールで技術を向上させたい」と謝辞を述べた。

★その他の受賞者は次の通り(敬称略)。
 【特別優秀賞】▽半自動上級 篠原祥吾(松山)▽半自動チャレンジ 小林隼大(コトヒラ工業)▽半自動初級 工藤正志(ミヤジマ技研)▽TIG上級 金子竜二(コトヒラ工業)▽TIG初級 池上優飛(ファスコナガノ)
 【優秀賞】▽半自動上級 松田涼(松山)▽半自動初級 工藤千恵(アルカディア)▽TIG上級 小山将史(ファスコナガノ)▽TIG初級 吉澤隆蒔(ミヤジマ技研)
 【優良賞】▽半自動上級 齋藤智明(ファスコナガノ)▽半自動チャレンジ 雨宮琢磨(松山)▽半自動初級 角田優奈(カワベ工業)▽TIG上級 清水透(上田日本無線)▽TIG初級 市村公平(カネテック)