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上田市の「アリオ上田(㈱セブン&アイ・クリエイトリンク)」と「稲倉の棚田地域振興協議会」が「棚田パートナーシップ協定」を締結! ◆長野県上田地域振興局の立ち会いで。

テーマ:上田市ニュース

【協定締結を行った(右から)久保田、西嶋、柳沢の各氏】

 上田市の大型商業施設「アリオ上田(㈱セブン&アイ・クリエイトリンク)」と「稲倉の棚田地域振興協議会」はこのほど「棚田パートナーシップ協定」を締結した。
上田合同庁舎で、長野県上田地域振興局の立ち会いのもと、調印を行った。

 県では棚田の保全のため「信州棚田ネットワーク」を設立。
 企業などと棚田を保全する団体との連携促進のため「棚田パートナーシップ協定」の締結を進めている。
 今回で県内5例目。

 協定では、稲倉の棚田地域振興協議会が、後世に棚田を残すための保全活動を行うこと。
アリオ上田が稲倉の棚田の活動を支援、情報発信やイベント開催で協力するもの。

 協定締結には、アリオ上田の西嶋俊二部長、稲倉の棚田地域振興協議会の久保田良和会長、上田地域振興局の柳沢由里局長が出席。協定書にそれぞれ調印した。

 西嶋部長は「昨年春に稲倉の棚田オーナー募集を知り、そこから情報を集めて稲倉の棚田が上田にとって貴重な財産ではないかと考えた。棚田にうかがって話を聞き、治水や防災、観光など多面性のあることが分かり、一緒に何かできないかと声をかけ、この1年、PRや御田植祭など一緒に行っている。アリオ上田では地域の活性化を願っており、その一つとして稲倉の棚田の支援を行いたい」と話した。西嶋部長は稲倉の棚田保全委員会の委員にもなり、棚田で保全活動に汗を流し、保全に対する地域の思いも感じているという。

 久保田会長は「市内のさまざまな業種の皆さんと連携し、保全活動で協定を結ばせてもらい、ありがたいこと。アリオ上田でイベントが行えるスペースで棚田も参画したいと考えていた時、アリオ上田から話があり、今日に至った。県の仲介で協定ができ、喜んでいる」と礼を述べた。

 柳沢局長は「地域の財産である棚田を保全し、それを皆さんに知ってもらうことが大切。アリオ上田からのPRでより多くの人に知ってもらい、できれば保全活動に参加する人が増えることを期待している。県も力を合わせたい」とした。

 アリオ上田では、施設内にある山家神社の分祀・四阿流尾神社での4月例大祭や御田植祭など、今後も稲倉の棚田をPRする予定。
 
 稲倉の棚田との協定は、これまでに岡崎酒造㈱、㈱八十二銀行、信州ハム㈱、千曲バス㈱と行っている。