上田市の「しおだまちづくり協議会」の健康福祉部会が座談会を開く! ★「地域包括支援センターの役割とは」をテーマに。
テーマ:上田市ニュース

上田市の「しおだまちづくり協議会」の健康福祉部会(南雲典子部会長)はこのほど、上田市の中野公民館で「座談会」を開いた。
テーマは「地域包括支援センターの役割とは」。
同自治会員ら20人参加。
講師は塩田地域包括支援センターの鈴木三枝子所長、同センターのケアマネージャーの白井あけ美さん、看護師の有川恵美子さん。参加者と車座になって進めた。
まずは鈴木センター長が地域包括支援センターの内容について説明。
「(センターは)介護、福祉、医療、予防など地域の人の暮らしを支える相談窓口です。『困った』という声を聞いてから専門分野の人たちとネットワークを作ります」とし「まずは相談して」と呼びかけた。
また、中野自治会の少子高齢化について「平成18年は総人口1556人、高齢者196人、高齢化率12・6%だったが、令和3年は人口1616人、高齢者392人、高齢化率24・3%となった」と現状を話した。
参加者から「センターのことを初めて知った。市役所に行かなくても対応してもらえるのか」「ケアマネージャーの存在を知らない人が多いのでどこへ相談したらよいかわからない人が多いと思う。もう少し周知をしては」との声。鈴木所長は「ちょっとしたことでも相談してほしい。相談内容によっては他のところに繋げます。それが私たちの仕事」と答えた。
北村元比古自治会長は母親を家族で介護した体験から「今回、もっと多くの人に聞いてもらえると良かった」。
南雲部会長は「このような制度を大勢の人に知ってもらい、安心して暮らせる地域になるよう頑張りたい」と話していた。