長野県上田地域振興局が「消防庁長官表彰」2023年度の伝達式を行う! ★長年の消防への尽力を表彰
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県上田地域振興局はこのほど、長年の消防への尽力を表彰する「令和4年度消防庁長官表彰」の伝達式を、上田地域広域連合消防本部で行った。
柳沢由里局長から受章伝達を受けたのは
★永年勤続功労章
上田地域広域連合本部の堀池正博消防正監・消防長(59)=勤続37年=
松﨑和芳消防司令長・上田南部消防署長(56)=勤続38年=
東御市消防団の小山貴住団員=第6分団、活動30年=
★竿頭綬(かんとうじゅ)
上田地域広域連合消防本部・東御市消防団(800人)。
永年勤続功労章の表彰基準は25年以上の勤務と成績優秀で他の模範になる者。
竿頭綬の基準は、その成績が表彰旗を授与する消防機関に準じる消防機関。
堀池消防長と松﨑署長は、共に消防活動のスタートは東京消防庁で、帰郷して現在に至る。
堀池消防長は東京消防庁のレスキュー隊に憧れ、松﨑署長はホテルニュージャパンの火災から消防士を目指した。
これまでの消防活動では、2人ともモービル石油上田油槽所火災が大変だったという。
堀池消防長は最前線で消火に当たり、火の勢いの強さで目の奥まで熱さを感じたこと。
また、浦里小火災の出火調査に異例の9日間かけたことが印象に残っているという。
伝達式には小山団員は都合で欠席。
受章を受けて、堀池消防長は「栄誉ある表彰を賜り、身に余る光栄。諸先輩の指導、職場の皆さんの力添えがあればこそで、皆さまのおかげ。地域の皆さまのため、さらに精進します」。
松﨑署長は「38年で多くの人に出会い、学び、一緒に地域住民のために働くことができた。引き続き、人との絆を大切に地域住民のため精進したい」。
東御市消防団の丸山貴弘団長は「今後の消防団活動にますます精進してゆきたい」とそれぞれ謝辞を述べた。
東御市消防団の竿頭綬は2度目。