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上田市の西小学校の児童が「手作り石けん」の売り上げ金でウクライナの人たちを支援!ウクライナ人道危機救援金を受け付けている上田市に贈呈

テーマ:上田市ニュース

【救援金を贈呈した4年1組の児童ら】

 上田市の西小学校4年1組(29人)は、手作りした石けんを先月販売し、売り上げ金でウクライナの人たちを支援しようと、このほど「ウクライナ人道危機救援金」を受け付けている上田市に贈呈。
 上田市役所で児童が土屋陽一市長に手渡した。

 贈呈では児童一人ひとりが、4月からの総合的な学習での取り組みを発表。
「報道でウクライナの人が戦争でひどく困っていることを知り、なんとかできないかと考えました」
「そこで廃油せっけんを作って売り、ウクライナの人に支援金を贈ることになりました」
「たくさん作って売れば、たくさんの人が助けられることから、4年2組のみんなにも協力してもらい、一緒に作りました」ーなど、8月のせっけん作りを撮影した写真パネルなども見せながら次々に説明した。

 先月行われた「元気市」でアクリルたわし付きの限定品も含めて販売。
3万7011円になった。
 「少しでもウクライナの人の生活が楽になるとうれしい」、全員で「よろしくお願いします」と声を合わせ、土屋市長に手渡した。
売り上げ金のほかに、活動に賛同した近所の人から預かった現金も一緒に渡した。

 土屋市長は「重いね」と現金を受け取り「戦争に巻き込まれて大変な思いをしていると思うし、もしかしたら学校に行けないかもしれない。
皆さんの思いがこもった大切なお金を、日本赤十字社を通して届けるようにしたい。これからもこの活動を忘れず、世界平和について考えてほしい」と礼を述べた。