上田市伊勢山の古金(こかね)和幸さん宅に残されている古い農具を見学「上田地球を楽しむ会」!
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地域の歴史や自然を観察する「上田地球を楽しむ会」=塚原吉政代表、60人=は12日、上田市伊勢山の古金(こかね)和幸さん宅に残されている古い農具を見学した。
農具は和幸さんや父親の故昭夫さんが愛用した鋤(すき)や馬の餌入れ・飼葉桶(かいばおけ)のほか、軍隊の認識票など約50点。
同会相談役、筑波大学名誉教授の林一六氏(上田市)は「古金さんの農具は、昭和20年前後のもの。庶民の生活の様子を知る大変大事な歴史遺産だ。上田市にはこのような農具がまだ残っていると思う。集めて研究していきたい」と話していた。
同会は、2010年に発足。
地質地形の観察や上田付近の風穴、里山の調査、環境エネルギーの研究などの活動をしている。