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「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」の協定調印式を行う!★上田市の「踏入自治会」「上田市」「上田建設事務所」。

テーマ:上田市ニュース

【協定調印式の出席者】

 上田市の踏入自治会と上田市、上田建設事務所は、このほど住民などによる道路美化活動を支援する「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」の協定調印式を、上田市役所で行った。

 長野県のアダプトシステムは、地域住民団体、個人、企業や学校が、県管理の道路の里親となり、草刈りなどの美化活動などを継続的にボランティアで行う。必要となる物品や保険など県や市町村が支援する。
 上田建設事務所管内では、これまでに36団体と協定を締結。
 約53㎞の道路が対象になっている。

 今回の協定では、国道141号線の常田2丁目から踏入2丁目までの約700mが対象。一部、上常田自治会分を含む。
 草刈りや街路樹の枝払い、花の植栽などを行う。

 調印式には、踏入自治会の東井光司自治会長ら自治会役員や自治会内の組織。活動に協力する沿道の事業所で、宮下組や上田日本無線、イオンスタイル上田の代表ら10人が訪れた。
 3事業所とも、事業所周辺ですでに長年の活動実績がある。

 上田建設事務所の中島俊一所長は「地元の皆さんと密に連携し、より良い道路にしたい。アダプトは養子縁組をすることで、我が子のようにかわいがってほしい」。

 土屋陽一市長は「これまでも清掃活動されていると思うが、この調印でさらに美化活動が広がってほしい。より素晴らしいまちづくりを」とそれぞれあいさつ。
 
 3者で協定書に調印した。

 踏入自治会の東井自治会長は「アフターコロナをにらみながら、連携と協働でさまざまな事業を考えている。地域の高齢者と子どもが共に活動する世代間交流、清掃作業を通して持続可能な環境づくりの機会にしたい。沿道の企業の協力もいただき、しっかり行いたい」と語った。同自治会では年2回の活動、企業との活動を考えている。