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丸子ロータリークラブが「創立60周年記念式典」開く!記念事業報告や表彰などで節目を祝う

テーマ:上田市ニュース

【宮本会長】
【内堀・実行委員長】
【表彰を受けた牧さん(右)】
【青少年交換留学生と米山奨学生の紹介】

 丸子ロータリークラブ(RC)は19日「創立60周年記念式典」を、上田東急REIホテルで開いた。
 記念事業報告や表彰などで節目を祝った。

 会場には、多くの近隣クラブの関係者らが出席。
物故会員への黙とうなどを行い、宮本伸司会長が「皆さまのおかげで60周年を迎えることができた。創立は1963年8月28日、諸先輩方が築いてきた丸子クラブの結束力、持久力、奉仕の心は今の会員に受け継がれている。時代も様変わりし、オンラインでの例会が開催されるようになったが、顔を合わせて、ていねいに真剣に奉仕活動を行うことが、クラブの精神を受け継いで行くこと。70年、80年、100年先も伝統を継承し、魅力あるクラブにしたい」とあいさつ。

 記念事業報告を創立60周年記念式典の内堀敏高実行委員長が行った。
 ロータリー財団への寄付
 米山記念奨学会への寄付
 上田市へ青少年健全育成の寄付
 丸子修学館高校創立110周年記念への寄付ーなどを紹介した。

 クラブ功労者表彰では、米山功労者メジャードナーとして会員の牧幸男さんを表彰した。

 来賓で土屋陽一上田市長、島田甲子雄・R1第2600地区パストガバナーが祝辞を述べた。
 島田パストガバナーは、丸子RCが60年で青少年交換の留学で、派遣31人、受け入れ26人を行っている活動を高く評価した。

 青少年交換留学生は15歳から18歳を対象にした留学制度。
留学先では、同じRC会員自宅でホームステイ。地元の学校に通う。
 米山奨学生は、主にアジアなどから日本で留学する学生に対して、全国のRCからの寄付で支援するもの。
 丸子RCでは両事業を積極的に行っている。

 式典には、青少年交換留学で、2015年度から16年度にアメリカへ留学した栗木大輔さん。
2022年度から23年度にフランスへ留学した櫻井羽菜さん。
米山奨学生で支援を受けた原本智多(アチラト)さん、バトさん、王莉莎さん、祝明帥さん、現在留学中の張昕さんが出席。
 栗林さん、櫻井さんは留学して成長できた自らの体験などを発表。
 張さんは奨学金のおかげでアルバイトをしなくても再生医療の研究ができることや、日本の鉄道に大変興味を持ったことも語った。