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「全国大学版画展」2022(12月4日まで・上田市立美術館)美術系大学や専門学校で版画を専攻する現役学生の作品を展示

テーマ:お知らせ

【感性豊かな作品が並ぶ】
【新たな表現に挑戦した作品も】

 美術系大学や専門学校で版画を専攻する現役学生の作品を展示する第47回「全国大学版画展」が12月4日まで、上田市天神3の市立美術館で開かれている。

 版画学会などがつくる実行委員会が主催。
これまでは都内で開いてきたが、昨年からは創作版画家、山本鼎ゆかりの上田市で開いている。

 40の大学から選抜された175点が一堂に並ぶ。
複数の技法を組み合わせて新たな表現に挑戦した作品や、版を使わないデジタルプリントによる作品もある。

 同館学芸員の清水雄さんは「フレッシュで意欲的な作品が多い。美術界などさまざまな分野での活躍が期待される若手の作品を一堂に見られる機会」と来場を呼びかける。
 来場者が最も好きな展示作品を選ぶ「観客賞」があり、投票すると抽選で5人に版画作家の作品を贈る。
 シルクスクリーントートバッグ作りのワークショップ(26日)や木版ライブパフォーマンス(12月3日)などもある。
 ★いずれも要申し込み。

 4日は授賞式と受賞者によるギャラリートーク。

 開館時間は、午前9時から午後5時。
 火曜日休館。
 観覧料一般300円。
 (電話)0268・27・2300(同館)