上田市が今年度の「サテライト市長室」で「真田地域」を訪れる!★最終日の6日目
テーマ:上田市ニュース
上田市はこのほど、今年度のサテライト市長室の「最終日 6日目」で、真田地域を訪れた。
「中山間地の持続可能な住民生活環境のあり方」をテーマに、スポーツチームの夏合宿の激励や「菅平高原自然館」の視察。
真田地域自治センターで「真田中学校コミュニティスクール学校運営委員会」。
地域の情報伝達・デジタル化で「傍陽中組自治会」との懇談
ーなどを行った。
◆菅平高原自然館

「菅平高原自然館」は、すがだいら保育園の近くに位置し、開館は6月から「9月末の夏が中心(GW含む)」。
菅平の植物や昆虫
動物の紹介や剥製
骨などの展示
菅平高原の遺跡から出土した矢じりや土器
道光神社の「社宝(菅平開拓の祖、戦国武将・加藤清正の一族の加藤道向を祀り、加藤家に関係した品)」
開拓の歴史や生活で使っていた道具
ーなど、数多くの資料を展示している。
展示資料には「筑波大学菅平高原実験センターナチュラリストの会」の協力や寄贈品も多い。
なかには「南極大陸の岩石」とされる資料もある。
自然館近くには、菅平湿原があり、約3㎞の遊歩道がある。
湿原は、北方系の湿原植物の宝庫とされている。
管内には「菅平湿原生き物ホットマップ」を展示。
「見つけられたらラッキー」と書かれた「ヒメザゼンソウ」など紹介しているため、散策前に見学しておくとより楽しめる。
土屋陽一市長は、自然館の佐藤満留さんの案内で資料を見学。
昭和46年建設の建物のため、雨漏りの痕跡など建物の状態も確認した。
自然館の周囲には、ほぼ平坦で距離が違う3種類のランニングコースも設定されている。
スポーツ環境についても関係職員から説明を受けていた。
◆「真田中学校コミュニティスクール学校運営委員会」との懇談

「真田中学校コミュニティスクール学校運営委員会」との懇談では、コーディネーターの小市正輝さん。「真田の郷まちづくり推進会議教育こども文化部会」の城間友子さん、後藤理教頭が出席。
活動は、学習支援で水曜日の放課後に90分間。
数学と英語の学習会(年間15回)を行っており、約220人の生徒中、約80人が受講。
別に高校入試に向けた学習支援も行っている。
子どもの居場所づくりで空き教室を活用して設置したボランティアルームで活動。
城間さんが毎週水曜日に来て、教室に行きにくい子どもと話しをしたり、近隣住民も来て生徒の休み時間に生徒と遊んだりして交流。
真田中の特徴になっているサルビア栽培の支援では、夏休み中の管理を行っている。
”地域住民か学校を包み込む”ようにして、地域を盛り上げることを目指している。
小市さんは「地域の高齢者にも来てもらい、生徒と交流するように広げて行きたい。生徒の皆さんも地域で一人暮らしの高齢者宅の雪かきで支援してもらえるとありがたい。双方向の取り組みで地域を盛り上げて、ふるさとを大事にし、世界にはばたいてもらいたい」と話していた。
◆傍陽中組自治会

傍陽中組自治会が新たに取り組む「情報伝達」では、自治会長の田中寛文さんと、真田地域自治会連絡会議会長の中村守さんが訪れた。
真田地域では有線放送事業が終了したことから、情報伝達を含め地域の課題についてデジタルを活用した自治会業務の軽減化で「LINE」を利用するなどしている。
有線放送終了前から地域内での独自の情報伝達手段の構築について協力が呼び掛けられ、SNSを活用した情報伝達網が近く10自治会まで拡大する予定。
傍陽中組自治会では、メール配信システム「eメッセージ」を導入。
”人の温かさを感じる情報伝達”を、独自に考えて取り組んでいる。
田中自治会長は「有線放送を超えるもっと良い情報伝達ができないかと考え、昨年3月から検討を始めた。東日本大震災で地域コミュニティが分断されたことに対応した宮城県名取市の企業のシステム。傍陽中組自治会は約100戸で、登録は95%の状況。さまざまな情報が寄せられるようになり、工夫しながら配信している。問題は高齢者の方で、その子どもに呼び掛けて登録してもらった。出身が中組の方にも利用が広がった」。
単純な情報の文面でなく、温かさを感じる内容や取り上げ方の工夫、災害情報も地域の状況に合わせたものにするなど努めている。
他の自治会でも導入できる事例として、土屋市長からはシステムの仕組みや経費などの質問があり、傍陽中組自治会の取り組みに感心していた。



