上田市の海禅寺で「人形供養会」2022があった。家庭で愛されてきた人形を供養
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上田市中央北の海禅寺でこのほど、各家庭で愛されてきた人形を供養する「人形供養会」があった。
昭和60年から毎年行っており38回目。
これまでに、役目を終えたり壊れてしまったりした人形、8万4000体以上を荼毘に伏してきた。
今年は、この日までに、ひな人形やぬいぐるみなど約3000体が寺に届いた。
供養法は、修験道の秘法「紫橙護摩供養法」。
僧侶が本堂前で、護摩木や代表の人形などを焚き上げ、訪れた人は焼香した。
また、供養の前には智山雅楽会の雅楽奉納演奏があった。
飯島俊勝住職は供養に際し「いろいろな願いが込められた人形、ねんごろに供養したい」とあいさつ。供養を終えた飯島俊哲副住職は「皆さまの人形に対する思いや感謝の気持ちを代弁できるよう考えながら供養した」と話した。