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上田市美術館は企画展「うるおうアジアー近代アジアの芸術、その多様性ー」を開催中!11月19日まで。 ★関連イベントも

テーマ:お知らせ

【タバコやビールなどを宣伝する
中国外資系企業のポスターが並ぶ】

【華やかに装飾されたバングラデシュの
「リキシャ」】
【インドネシア、ヘリ・ドノさんの「バッドマン」】
【貴婦人像】

 上田市天神3の市立美術館は、企画展「うるおうアジア―近代アジアの芸術、その多様性―」を開いている。

 一般財団法人地域創造の「令和4・5年度市町村立美術館活性化事業」。
 事業に参加する同館と、長野県外3館の学芸員が企画。
 福岡市の「福岡アジア美術館」が収蔵する約5000点の中から14の国と地域の近現代美術74点を展示した。

 19世紀前半、中国を訪れた西洋人が記念に買い求めた「貴婦人像」などの絵画は、類型化した中国の人物や風景が描かれている。
職人が分業制で制作した。

 また、インドの絵師たちがカーリーガート寺院の参拝客向けに描いた宗教画などは、植民地化とともに導入された「西洋の遠近法」や「陰影法」を取り入れて、独自の様式を生み出したという。

 20世紀初期に「中国のタバコや薬などの外資系企業」が、製品を宣伝するため顧客に贈ったカレンダー付きポスターなども並ぶ。

 学芸員の竹下悠さんは「土産品やポスターなど生み出された時は美術品ではなかったものも多元的にとらえ、アジア美術の多様性を感じていただきたい」と話す。

 いまも庶民の移動手段として利用されているバングラデシュの「リキシャ」は、華美な装飾が施されアートとしても注目される。

 フィリピンやインドネシア、ラオスなどの現代作家による油彩画やインスタレーション、映像作品も展示した。

★関連イベントは次の通り。
 ▽ギャラリー・トーク 22日、午後1時半~(40分程度)。
  申し込み不要。

 ▽「ウエダのアジア」を現代の版画技法で表現するワークショップ 
  28日と29日午前10時から午後5時まで。
  参加費2500円。材料費込み。
  定員10人。
  ★申し込み15日まで。

 ▽大山大輔ミュージアム・コンサート 
  25日午後7時から7時45分まで。
  定員40人。
  無料。
  ★要申し込み。

 企画展は11月19日まで。
 開館時間は、午前9時から午後5時まで。
 火曜日休館。
 観覧料一般700円。
 (電話)℡0268・27・2300(同館)。