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能登半島地震チャリティーイベント「えがおマルシェ」(23日と24日・上田城跡公園やぐら下芝生広場) ★上田市周辺の有志と地元生徒学生らでつくる実行委員会

テーマ:お知らせ

【イベントの準備を進めている地元有志、高校生、大学生】

 上田市周辺の有志と地元生徒学生らでつくる実行委員会は23日と24日、能登半島地震チャリティーイベント「えがおマルシェ」を上田城跡公園やぐら下芝生広場で開く。
 小雨決行(荒天延期)。

★主な内容は
 「チャリティービンゴ」
 「こども縁日」
 「わくわくステージ」
 「キッチンカー大集合」
 「ワークショップ」。

 チャリティービンゴの売上や出店料などは「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通じ、被災地の子ども食堂支援のために寄付する。

★それぞれの詳細は
 ▽チャリティービンゴは23日の午後3時頃に開催。ギフトカード、日帰り温泉入浴券などの景品を予定。
 ▽こども縁日は、地元の高校生や大学生が主体となって運営。スーパーボールすくいや的当てなどを計画しており、準備も生徒学生が中心となり進めている。
 ▽わくわくステージは、県内外から多くの出演者が集まる。キッズダンス、ベリーダンス、太鼓、音楽ユニットなどがパフォーマンスを披露する。2日目には信州プロレスリングが登場し、信州ラーメン界のカリスマと呼ばれる塚田兼司さんの実況もある。
 ▽キッチンカー大集合やワークショップには市内外の事業者が出店。ラーメン、から揚げ、スイーツ、軽食、似顔絵、おもちゃ屋など、数多くの飲食や体験が提供される。

 ◇ ◇
 実行委員長は、上田市下武石でラーメン店「手打ちらーめんかじかや」を営む児玉篤人さん。
 これまでも、台風19号復興や地域おこしのイベントを手掛けてきた。
 昨年12月、別のイベント企画を立ち上げたところ、今年元旦に能登半島地震が発生。
 この企画をチャリティーイベントに切り替え、計画を練り直した。
 開催に向け、上田や小諸など周辺地域の事業者らが実行委員会を組織。
呼びかけに応じた上田高校や長野大学などの「生徒学生ボランティア」十数人も加わった。

 上田高校1年で小諸市八満の小林心夢さんは、友人とともにボランティアに参加。
 こども縁日の的当てを担当し、準備から当日まで携わるといい「ボランティアは初めてですが、小さい子どもに楽しんでもらえるように頑張る。被災した方々は悲しい経験をしたと思うので、少しでもお役に立ちたい」と話す。

 児玉さんは「チャリティー活動ということで、運営はボランティアに入ってもらい、参加する事業者や団体には持ち出しで協力してもらっている。イベントを通じて信州から石川県へ元気や笑顔を届けることができれば」と、来場を呼び掛けている。 

 開催時間は、23日が午前10時から午後4時、24日が10時から3時。
 出店者やタイムスケジュールなどは公式インスタグラムやX(旧Twitter)などでも更新。
 問い合わせ(電話)080・6930・2058(児玉さん)