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演劇集団「マームとジプシー」を主宰する演劇作家、藤田貴大さん(39)による「線に宿る/点を辿る」展(16日まで・上田市立美術館)

テーマ:お知らせ

【瞳には上田の景色が映る】
【壁一面に表示した千曲川の映像など】

 上田市天神3の市立美術館は、演劇集団「マームとジプシー」を主宰する演劇作家、藤田貴大さん(39)による「線に宿る/点を辿る」展を開いている。

 同館によると他にはあまり例を見ない「美術館で見る演劇の作品」。
 「サントミューゼ開館10周年」を記念して美術館と劇場ホールの2部門が共同企画した。

 藤田さんは2017年以降、公演などでたびたび上田市を訪れている。
 今展のために1年間、市内の各地に足を運んだり、市民に聞き取りをするなど取材を重ねたという。

 展示は「mirror(鏡)」「window(窓)」「door(扉)」「dawn(夜明け)」の4部構成。
 上田の景色を写した瞳を壁に映像として表示したり、貼り絵をしたクロッキー帳の紙を100枚並べて展示するなどして空間を演出している。

 床面に展示した大きな地図には、サントミューゼを起点に、四方八方に延びる道路がマスキングテープで示されている。
 小学生から大人までを対象に開いたワークショップで、参加者が自宅からサントミューゼまでの道のりや風景、出来事などを再現するなかで制作したという。

 学芸員の竹下悠さん(38)は「会場に身を置いて舞台の世界を体感していただきたい。現代を生きるわたしたちに向けたメッセージ」。

 16日まで。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。
 火曜日休館。
 観覧料一般500円。

 (電話)0268・27・2300(同館)