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上田市の信濃国分寺で恒例の「八日堂大縁日」(7日から9日まで)

テーマ:お知らせ

【昨年の信濃国分寺大縁日】
【昨年の蘇民将来符の頒布】
【昨年の8日午前8時からの蘇民講による頒布の行列】

 上田市国分の信濃国分寺(塩入法道住職)で7日から9日まで、恒例の「八日堂大縁日」が開かれる。

 厄除け招福を願う蘇民信仰の護符、蘇民将来符の頒布を行う。
頒布習俗は、国選択無形民俗文化財で、蘇民将来符は市指定民俗文化財。
例年は5万から6万人が訪れる。
 今年は土曜日と日曜日に重なるため、昼の参拝者が例年より多いと予想されている。

 通常は7日と8日のみだが、今回も「新型コロナ感染拡大防止」に配慮し、期間を1日延長。
分散して参拝してもらうことや、参拝時の基本的な感染予防の徹底を呼びかけている。

 7日と8日は寺周辺道路が交通規制され、多くの露店の出店がある見込み。
 9日は交通規制がなく、境内のみで縮小して開催する。

 頒布は、7日が午前10時から午後10時半ごろ。
 8日が午前8時から午後4時ごろ。
 9日が午前9時から午後4時半ごろ。

 護符は、3寸から8寸(約9㎝から24㎝)大きさの違う6種あり、大型の護符は7日、8日で終わる可能性がある。

 地元「蘇民講」による七福神など絵柄のある蘇民将来符の頒布は、8日、午前8時からで、毎年、早朝から大勢の行列ができる。

 交通規制は、7日が午前9時から8日午後4時まで。
信濃国分寺の仁王門からの参道や周囲の細い道路が対象。
 駐車場は、本堂北側と、国道沿いの信濃国分寺資料館が有料。
 同資料館では、企画展「蘇民将来符と国分寺三重塔修理の痕跡」が開催中。

 周辺道路は混雑が予想されるため、鉄道などの公共交通機関の利用が便利。
 しなの鉄道、信濃国分寺駅からは約500m。
 問い合わせ(電話)0268・24・1388