「魅惑のモダン・デザイン展」(3月23日まで・東御市の梅野記念絵画館・ふれあい館) ☆ナイトミュージアムとデュオコンサートも
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東御市八重原の梅野記念絵画館・ふれあい館は「魅惑のモダン・デザイン展」を開いている。
初代館長、梅野隆さん(1926~2011)が蒐集した大正から昭和初期にかけて描かれた図案約100点を一堂に展示。
学芸員の佐野悠斗さん(24)は「研究が十分に進んでいなかった時期にいち早くデザイン史に注目した梅野隆の先駆的な視線を感じながら作品を楽しんでいただきたい」と来館を呼びかける。
日本のグラフィックデザインを確立した杉浦非水(1876~1965)は、三越呉服店が出版した雑誌の表紙デザインなどを手がけ「アール・ヌーボー様式」のデザインで成功した。
今展では図案集に収められた22点の木版画を展示。
小鳥にエサを与えるツバメのシルエットやケシの花など、モチーフとした動物や植物の形を単純化し、深みのある美しい色彩で表現している。
図案美術の重鎮、浅井忠のもとで学んだ間部時雄(1885~1968)は、花びん装飾をデザインした水彩の図案を紹介。
カンガルーやカエル、麦の穂などの作品が並び「微妙な濃淡や深みのある色」が見どころという。
鳥取県に生まれ、県内で小学校で教鞭を執りながら独学で孔版画を制作した板祐生(1889~1956)の年賀状や蔵書票などは温かみのある版画表現が魅力だ。
杉浦非水の図案集や欧米のデザイン雑誌などからの模写と思われる作品は、作者不詳として22点を展示した。
学芸員による作品解説は23日、3月23日の午後2時から。
ナイトミュージアムとデュオコンサートは3月14日。
3月23日まで。
入館料一般300円。
午前9時半から午後5時。
月曜日と祝日の翌日は休館。
(電話)0268・61・6161



