「第20回 上田市公文書館所蔵資料展」(7月20日まで) ☆6月14日、解説講座・先着20人
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上田市東内の上田市公文書館は、第20回上田市公文書館所蔵資料企画展「明治15年の尾野山学校『村立学校設立伺』、昭和2年の『方面委員視察報告』など~明治から昭和の公文書にみる上田市の歴史~」を7月20日まで開いている。
観覧無料。
専門員による解説講座を6月14日に行う。
旧生田村の尾野山学校の『村立学校設立伺』は、明治12年の教育令を受け、教育体制を整えるためのもので、手書きで、設置目的、設置位置、学校名などが記載されている。
就学生徒は125人、男70人、女55人。
尾野山学校は、明治7年に旧民家を使用して始まり、明治9年に龍泉寺の一部が使用された。
明治37年の「上田町教育基金としての寄付金願」は、町会決議録にあるもの。
寄付金は、その前年に上田男子尋常高等小学校(現・清明小)が直江津に行った修学旅行の際、寺の境内で5円(あんパンが1個1銭の時代)を拾い警察に届けるも、遺失者の申し出がなく、下げ渡しされた現金。教育基金として町に寄付することが校長から町長宛に提出されたことから、上田町会が寄付金の採納を決議したもの。
昭和2年6月の「上田市公報」には「方面委員(現在の民生委員・児童委員)」の視察報告で、県方面委員有志で初めての他府県への社会事業視察団に加わった内容が掲載されている。
方面委員制度は、上田出身の小河滋次郎博士が大阪府知事と考案した内容も併せて紹介展示している。
その他、大正13年に逝去した細川吉次郎市長への弔辞、大正14年の上田橋竣工開通式、昭和3年に初の普通選挙(25歳以上の男が対象)の実施で棄権することがないように呼び掛けるもの、昭和10年の「上田城址(上田城跡)」の国の史跡指定などの関係文書が展示されている。
休館日は月曜と祝日の翌日。
解説講座は6月14日午後1時半から。
申し込みは前日までだが、先着20人。
(電話)0268・75・6682。



