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「没後10年中一弥挿絵展」(10月26日まで・上田市の池波正太郎真田太平記館)

テーマ:お知らせ

【挿絵が並ぶ】
【お気に入りのカラー表紙画に1票】

 上田市中央3の池波正太郎真田太平記館は「没後10年中一弥挿絵展」を開いている。
 作家、池波正太郎の代表作「鬼平犯科帳」や「剣客商売」「真田太平記」などの挿絵を手がけた挿絵画家、中一弥(1911~2015)の作品を展示している。

 同館所蔵の挿絵の原画24点と、池波没後20年企画で当時98歳から99歳だった中が描いたカラー表紙画の原画8点(姉妹館の池波正太郎記念文庫所蔵)を関連資料とともに並べ、80年を超える画業をたどる。

 中は1966年の「近藤勇白書」以来、池波の代表作のほとんどを手がけ20年余の親交を続けた。2000年には同館を訪れ「池波さんの原稿はいいですねぇ。読んでいるとどこに力を入れて書いているかよく解って、すぐに絵が描けるんですね」と話したという。

 同館学芸員の竹内美鈴さんは「(中の挿絵は)池波ワールドの空気感を的確にとらえて描かれており、物語の中にすっと入っていける」と話す。

 中が晩年に手がけた、中の三男で作家の逢坂剛さんの著書「平蔵の首」「闇の平蔵」なども展示した。

 カラー表紙画全30点のうちから、自分の好きな作品を1点選ぶ人気投票も行っている。

 同館は「美しい挿絵を通して池波作品に興味を寄せていただくきっかけになれば」と期待する。

 31日までは来館した小中学生とその家族を対象に「クイズラリー」を開いており、参加者には景品を贈る。

 企画展は10月26日まで。
 開館時間は午前10時から午後6時。水曜日定休。入館料一般400円。
 (電話)0268・28・7100(同館)