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企画展「〃STRIPE〃水平線ー戦後80年 山田正亮と焼け跡の前衛」(11月3日まで・東御市の梅野記念絵画館・ふれあい館) ☆10月5日は記念講演会 ☆10月26日と11月3日は学芸員による作品解説 ☆未公開作品が一堂に並ぶ

テーマ:お知らせ


【「Work C」のストライプの作品などが並ぶ】
【「Work F」の作品(左)】

 東御市八重原の梅野記念絵画館・ふれあい館は、企画展「〃STRIPE〃水平線ー戦後80年 山田正亮と焼け跡の前衛」を開いている。

 焼け跡の荒廃した社会から出発し、独自の抽象絵画を追求して5000点もの作品を残した「孤高」の画家、山田正亮(1929~2010)の画業を紹介する。
 未公開作品23点を含む58点が一堂に並ぶ。

 山田は東京に生まれ、少年時代に空襲で自宅を焼失し、避難先でも戦災に見舞われた。戦後、結核を患うなど大きな喪失感を抱えながら描き始めた。

 1956年には画業の核となる「Work」シリーズの制作を開始。60年代の「Work C」は水平線を描いたストライプ、70年代の「Work D」は画面を直線的に分割した四角形の作品といったように10年ごとにスタイルが変化する。
 1979年に東京で開いた個展が大きな注目を集め、境界線の上を多彩な色が横断する「Work F」の作品へと移行する。

 学芸員の佐野悠斗さん(25)は「絵を理解しようとするのではなく純粋な感覚で触れて、色に囲まれた空間を楽しみながら思いを深めていただきたい」と話す。

 10月26日と11月3日は同館学芸員による作品解説。
 10月5日は記念講演会。府中市美術館学芸員の神山亮子さんの「20年後の山田正亮展 その人と作品について」。

 11月3日まで。
 入館料一般800円。
 月曜休館。
 午前9時半から午後5時まで。
 (電話)0268・61・6161(同館)