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春季企画展「新収蔵資料展」(24日まで・上田市二の丸の市立博物館) ☆「上田藩領絵図」など展示!

テーマ:上田市ニュース

【「蔵前の大枡」(左)などが並ぶ企画展】
【「上田藩領絵図」】
【「鳳凰桐紋柄蒔絵重箱」】
【 国鉄大屋駅の柱時計】
【真田信之朱印状】
【上田藩領絵図】
【西郷隆盛揮毫軸】

 上田市二の丸の市立博物館は春季企画展「新収蔵資料展」を開いている。
 令和5年度以降に寄贈された新資料のなかから代表的な約30点を展示した。

 「上田藩領絵図」は江戸時代の上田藩領とその周辺を描いた絵図で、松平氏が上田に領地替えになって間もないころに領地や隣接する他領の状況把握のために制作したと考えられるという。

 市指定文化財の「蔵前の大枡」は仙石氏の時代に別所村(現上田市別所温泉)の代官屋敷で年貢の徴収に用いられたもので、1杯で1斗5升(約22・5kg)の米を量ることができる。全国の大名が年貢の計算に、貨幣価値に左右されない新しい基準の「石高」を採用していくなかで、上田小県地域では江戸時代の終わりまで古い単位の「貫高」を採用し続けたといい「上田の貫高制をいまに伝える貴重な文化財」とする。

 山田村(現上田市山田)出身の和算家、竹内善吾武信(1782~1853)が東の大関と記されている全国和算家の番付表や初代上田藩主、真田信之の朱印状、真田信尹(昌幸の弟)の子孫の旗本真田家に伝来した西郷隆盛揮毫の軸なども並ぶ。

 上田藩松平家の旧蔵品で忠優(忠固)の時代に上田藩士が拝領した「鳳凰桐紋柄蒔絵重箱」や旧鉄道院の動輪マークが刻印された国鉄大屋駅の柱時計もある。

 同館学芸員の久保直弘さんは「時代の変遷のなか、歴史の舞台であり続けた上田地域には多くの文化財が残されており、まだまだ新発見が進んでいる。地域の文化財を間近で見て、上田の歴史の深さや広さを体感していただきたい」と話す。

 24日まで。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。
 水曜日休館。
 入館料一般300円。
 (電話)0268・22・1274(同館)。