第10回「山本鼎美術教室洋画OB展」(19日まで・上田市立美術館) ☆講師の宮下さん「米寿記念展」
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山本鼎美術教室洋画OB展は19日まで、上田市天神3の市立美術館市民アトリエ・ギャラリーで開いている。
同展の第10回目と講師を務める同市上田原の東信美術会参与、宮下倬實さん(87)の「米寿」を祝う「記念展」。
宮下さんが指導する創画悠久の会、絵画を楽しむ会、学美会、みのり会の28人が油彩画の近作を中心に60点余を展示。
宮下さんは「グランドキャニオン モルゲンロート(朝焼け)」や「能舞ー天と地と」など代表作15点を並べた。
4団体は市の山本鼎美術教室で宮下さんに洋画を学んだ後、それぞれ結成し活動を続けてきた。
同展実行委員長の同市中野、石川隆さん(82)が教室に入ったのは17年前といい「絵が好きで続けてきた。描くことでストレスが発散し、明日を生きる糧になる」という。
同市下丸子の依田信子さんは樹齢約300年のエンジュの古木を描いた「木霊」などを発表し「わたしにとって描くことはしんどいが、描いている時は集中して時間を忘れる。仲間の皆さんと一緒に制作することでステップアップしていきたい」と話す。
宮下さんは坂城町出身。
信州大学教育学部美術科を卒業し、教鞭を執りながら制作に励み日本水彩展や一水会展などの公募展に挑戦した。
市内で開かれた薪能を鑑賞したのをきっかけに15年ほど前からは能をモチーフに制作しており「目に見えない世界を想像して描く面白さがある」と話す。
「絵を素材として多くの人と知り合えたことが最高の宝。これからも自由な表現で描く面白さを味わっていきたい」と意気盛んだ。
来場者には、宮下さんの展示作品など28点を収録した「米寿記念油彩画集」を贈っている。
入場無料。
午前9時半から午後4時半まで。
最終日は午後3時まで。



