坂城町などの写真愛好家がつくる「坂城写友会」は年度賞写真展「この一年・この一枚」(あす28日まで・上田市上室賀の日帰り温泉施設、室賀温泉ささらの湯)
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坂城町などの写真愛好家がつくる「坂城写友会」は年度賞写真展「この一年・この一枚」を上田市上室賀の日帰り温泉施設、室賀温泉ささらの湯で開いている。28日まで。
白く積もり始めた初雪に描かれる人の足跡やわだちに目を向けた作品など会員14人が、昨年1年間に撮影した20点余を展示した。
最高賞の推薦・花里賞は青木村大法寺の石仏を撮影した中村のり子さんの「平和でありますように!」。
講師で上田市秋和のアイ写真工房、代表の山岸春夫さんは「ロシアのウクライナ侵攻などで平和な日常が脅かされている現在の世相を反映し、平穏な暮らしを願う切実な祈りが見えてくるような作品」と評価する。
特選1席には宮坂正さんの「備えあれば…」、特選2席は中島敏さんの「深まる秋」が選ばれた。
同会は1976年に発足。
「写真を楽しむ」をモットーに、例会や年2回の撮影会などで活動している。
坂城町坂城の鈴木忠会長(67)は「身近な題材をそれぞれ自由に撮っている。仲間の作品に自分にはない感性を発見し刺激を受けています」と話している。
24日は休館。
展示時間は午前10時から午後9時まで。最終日は午後2時まで。
入館料、500円が必要。
(電話)0268・31・1126(ささらの湯)