「変形菌写真二人展」(15日まで・上田市立美術館市民アトリエ) ☆長和町と愛知県の2拠点で生活する変形菌写真家の杉村明道さん(69)と群馬県の剱持美穂さん(52)
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長和町長久保と愛知県清須市の2拠点で生活する変形菌写真家の杉村明道さん(69)と群馬県高崎市の剱持美穂さん(52)は「変形菌写真二人展」を15日まで、上田市天神3の市立美術館市民アトリエで開いている。
変形菌はゼリー状のアメーバー態で這い回ってバクテリアを捕食し、ある程度の大きさになると動きを止めてキノコのような子実体を作り胞子を飛ばす。
杉村さんと剱持さんは筑波大学菅平高原実験所の菌類相調査で知り合った。
今展では変形菌の中でも特に美しく、標高が高い限られた場所にしか生息しない「ルリホコリ」と「ロウホコリ」のマクロ写真をそれぞれ12点ずつ展示し、一般にはあまり知られていない変形菌の魅力を伝えている。
杉村さんはアメーバーからるり色の子実体になる時のわずかな瞬間にだけ目にすることができるピンク色の未熟な子実体をとらえた写真などを展示し「子実体は透明で、光の反射で発色する構造色。
変形菌は色の美しさとライフサイクルが魅力です」と話す。
子嚢壁を広げて胞子を飛ばし終えた細毛体の写真などを並べた剱持さんは「子実体は白、ピンク、黒と色を変え、その時々に美しさが変化する。一期一会の出合いで見るたびに新たな発見がある」と語る。
子実体は1、2㎜ほどの大きさだが、公園や道ばた、家の庭など身近な場所でも見られるという。梅雨のいまの時期は観察の適期だといい、杉村さんと剱持さんは「これを機に変形菌に関心を寄せ、倒木や落ち葉の裏側などを観察してみては」と呼びかける。
入場無料。
展示時間は午前10時から午後5時まで(最終日は午後3時まで)。



