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青木村村在住の絵本画家、齋藤隆夫さん(74)が手がけた「絵本の原画展」(8月2日まで・青木村郷土美術館) ★7月5日、齋藤さんに「絵本の制作などについて話を聞く会」(先着30人)

テーマ:お知らせ

【絵本と原画を並べて展示】
【「まほうつかいのでし」の原画】
【「カガカガ」の原画】
【「カガカガ」の原点となったトリックスターの色鉛筆画】


 青木村当郷の青木村郷土美術館は同村在住の絵本画家、齋藤隆夫さん(74)が手がけた「絵本の原画展」を開いている。

 「カガカガ」や「かえるの竹取ものがたり」「まほうつかいのでし」など、日本画やテンペラ画、版画で制作された色鮮やかな原画36点を一堂に展示した。
 絵本と原画を並べて展示して見比べられるコーナーもあり、同館は「原画を間近で見て、原画の持つ力、美しさを多くの方に感じていただきたい」と来館を呼びかける。

 絵本のページ数に合わせて場面をイメージしながら文章を段落に分けていく駒割の作業や札書き、箱書き、下絵など、齋藤さんが絵本を制作する工程も紹介。
 物語の場面の割り振りや時代考証、衣装の紋様など多岐にわたる検証を重ねながら絵を完成させる齋藤さんの絵本制作に寄せる熱意が伝わってくる。

 また、初めて手がけた絵本「カガカガ」はアメリカンインディアンのウィネバコ族により語り継がれてきた「トリックスター神話」が原点となっているが、齋藤さんがこの本に出合った若いころ、後の「カガカガ」になるトリックスターの姿を描いた色鉛筆画を初公開した。

 副館長の中原香奈子さんは「細部までリアリティーを追求し、物語の世界観に合う絵を緻密に描かれていることに感服する。わたしたちが考える何十倍の時間を費やして、絵に向き合われていることが少しでも伝わればうれしい」と話す。

 齋藤さんは埼玉県上尾市出身。版画を制作していたが、1987年に青木村に移住してから絵本の制作に取り組むようになった。

 7月5日午後1時から、齋藤さんに「絵本の制作などについて話を聞く会」を開く。
 参加費1000円(入館料、飲みもの1杯、サイン入り特製原画ポストカード)。
 要申し込み先着30人。

 8月2日まで。
 展示時間は午前9時から午後4時半まで。
 会期中の休館は7月6日、13日、21日、22日、27日。
 入館料一般200円。

 (電話)0268・49・3838(同館)