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日本水彩画会上田支部「水彩画展」(28日まで・上田市役所2階のまちのアトリエ)

テーマ:お知らせ

【水彩絵の具で色を付ける参加者(右)ら】
【展示した支部員の作品】

 日本水彩画会上田支部は28日まで、上田市役所2階のまちのアトリエで「水彩画展」を開いている。

 風景や静物など支部員の作品10点を展示。
多くの人に水彩画に親しんでもらおうとワークショップも開いている。

 ネコやウサギといった動物や花、アニメのキャラクターなど、支部員がえんぴつで描いたはがき大の下絵を30種類ほど用意。
参加者はその中から気に入った絵柄を選び、水彩絵の具で彩色する。

 東御市の女性(67)は支部員から「黄系に青を混ぜると陰になった暗いところの雰囲気が出ますよ」などとアドバイスを受けながら風景の絵に色づけ。
 「絵は高校の時以来50年ぶり。描くのは無理とずっと思っていたが、色を混ぜて新しい色を出すのは面白い。自分の絵には愛着が湧きますね」と絵筆を動かしていた。

 同支部は東京で開かれる日本水彩画展入選者29人で構成し、毎月1回の定例会や支部展などで活動している。

 東御市県の月野貴久支部長(89)は「たくさんの人に水彩画を体験していただきたい。美術に興味を持てば人生の楽しみが広がります」と来場を呼びかけている。

 ワークショップは、24日の午前10時から午後2時に開く。
 水彩画展は平日の午前9時から午後5時(最終日は午後3時)まで。