上田市名誉市民で文化勲章受章者、金子宏氏の市葬。17日に上田市のサントミューゼ。
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上田市は昨年8月23日に91歳で死去した、上田市名誉市民で文化勲章受章者、金子宏氏の「市葬」を、17日に上田市のサントミューゼ小ホールで行う。
金子氏は昭和5年、上田市殿城(旧殿城村)に生まれた。
上田高校(旧・上田松尾高)、東京大学法学部卒。
行政法の一部だった租税を研究。
租税法学の基礎を築いた。
著書「租税法」は税務関係者のバイブルとされ、東京大学では「租税法」の学問分野の創設者として紹介している。
昭和47年に「租税法学会」を創設、初代理事長となった。
政府税制調査会に長年参加。
昭和63年の「抜本税制改正」の答申でも中心的な役割を果たした。
利子所得課税の適正化、固定資産税の改革、公益法人制度の改革など数々の貢献を果たした。
平成11年に紫綬褒章。
平成17年に瑞宝重光章。
平成24年に文化功労者。
平成30年に上田市出身者として初の文化勲章を受章した。
令和元年に上田市名誉市民の称号が贈られた。
市葬では、特定の宗教によらない献花方式。
葬儀式は、市内各種団体の代表者らが出席し、午前10時から行う。
一般市民のお別れの会は、午前11時半から正午まで。
香典などは辞退している。
問い合わせ(電話)0268・22・3435(市秘書課)。