「かげの写真展」(16日まで・上田市の上田プラザホテルエントランス「まちなかギャラリー」)

　「かげの写真展」が上田市中央１、上田プラザホテルエントランスのまちなかギャラリーで開かれている。

　窓ガラスや雪原に写る木々のシルエットなど、写真愛好家14人の作品34点が並ぶ。

　同市蒼久保の山岸賢治さん（73）の「いろ・いろ―２０２０」は、チョウをデザインしたステンドグラスが光を受けて鮮やかな陰を描く。
　作品の展示会場で偶然この現象を目にしてレンズを向けたという。
　叔父の影響で20歳を過ぎたころからカメラを持ち、地域の祭りや風景などを撮ってきた。
　「同じ場所でも毎年違う。現地に足を運べば、新しい出合や発見がある」と話す。

　２月までは市内に飛来したハクチョウを追い、いまはサクラの開花を心待ちにする。
　「写真をやっているからいろいろなことに関心が向くんですね」と山岸さん。

　16日まで。
　24時間いつでも見ることができる。
　問い合わせ(電話)０２６８・22・２０２９（松尾カメラ）